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パンサーズが正式にQBブライス・ヤングを先発指名

2023年07月27日(木) 08:59


カロライナ・パンサーズからドラフト指名を受けたアラバマ大学のブライス・ヤング【AP Photo/Steve Luciano】


予想されていたことが現実になった。ブライス・ヤングがカロライナ・パンサーズの先発クオーターバック(QB)を務める。

パンサーズのヘッドコーチ(HC)フライク・ライクが現地26日(水)にドラフト1位指名選手に必ず待っている運命を正式に認めた。ライクHCは報道陣に、ヤングがデプスチャートのトップの位置を獲得したと話している。

かすかに笑みをたたえた表情で、ライクHCは「ああ、彼がQB1だ」とコメント。

「ブライスはよく進歩していると思う。彼と攻撃陣のグループが・・・より快適に感じているのがよく分かる。もちろん、ブライスも同じだ。だから、彼の今の位置については良い感触がある」

「先は長い。まだ始まったばかりだし、あなたたち皆がそれを理解していると思う。しかし、今のわれわれの位置については満足している。」

パンサーズがシカゴ・ベアーズとのトレードで全体1位指名権を獲得した上でヤングを選択したことから、元から事態が向かう方向は一つ、すなわち先発での起用しかなかった。チームと合流して以降、ブライスはひたすらチームを感心させており、水曜日にライクのコメントについて発言した際は経験あるベテランのような――少なくともマイクを前にした経験が豊富なベテランのような――姿勢を見せている。

「大きな意味がある。すごく大きな恩恵だ」と話したヤングはこう続けた。

「俺としては、だからといって自分のアプローチは変わらない。1日ごとにやっていくだけだ。成長し続けたいこと、進み続けたいことがたくさんある」

「自分としては、1日ずつのアプローチだ。今日あったことから良いことも悪いことも見ていく。立ち戻ってそこから学び、それをパーフェクトにしていくチャンスが明日に来る」

ヤングは2023年ドラフト生たちの中で、最もプロとしてプレーする準備が整っている選手だった。パンサーズの先発になることは元から定められており、あとは時間の問題だった。パンサーズがこれからの攻撃陣を率いていく新人との関係を築いていく中、ライクHCは賢明にもトレーニングキャンプ開始時にそれを発表し、クオーターバックに関する疑問を排除している。

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