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ルーキーCBウィザースプーンのホールドアウトを心配していないとシーホークスHCキャロル

2023年07月27日(木) 11:48


シアトル・シーホークスからドラフト指名を受けたイリノイ大学のデボン・ウィザースプーン【AP Photo/Jeff Roberson】


2023年NFLドラフト1巡目指名を受けた中で、まだチームと契約を交わしていない選手が1人いる。その選手は、トレーニングキャンプにも姿を現していない。

現地26日(水)、シアトル・シーホークスのキャンプでは、ドラフト全体5位指名を受けたコーナーバック(CB)デボン・ウィザースプーンの姿が見られなかった。

しかしながら、ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルはルーキーコーナーのホールドアウトを深刻にとらえておらず、すぐに状況が解決すると考えている。

キャロルHCは水曜日、報道陣に対して「彼は今日、ここにいない」と話し、次のように続けた。

「彼は自分が知るべきことをすべて把握している。彼が間もなくここに来ないなどという事態は想像できない」

シーホークスが2023年ドラフト1巡目で指名した2人のうちの1人で、全体20位だったオハイオ州立大学のジャクソン・スミス・インジグバより先にチームに名前を呼ばれたウィザースプーンは、同じく若手のタリク・ウーレンの逆サイドで先発を務めることになると見られている。ウーレンとのペアは非常に大きなポテンシャルを秘めているものの、まずは契約が結ばれないことには、それが発揮されることもない。

現地火曜日、シーホークスは正式に2巡目指名のザック・シャルボネと契約。ルーキーに関しては、ウィザースプーンとの合意が最後のタスクとなっている。ウィザースプーンはまだ契約していない最後の1巡目指名選手であるだけではなく、契約を完了していない唯一の2023年ドラフト指名選手でもある。

タフさと激しいプレーを可能にする力で知られるウィザースプーンは、キャロルHC率いる守備陣に完ぺきにフィットするだろう。もちろん、まずはルーキー契約にサインする必要があるが、いつも明るいキャロルHCは、イリノイ大学出身の22歳についても同じ姿勢を保っている。

「当然ながら、そのうち終わることだ。そうではないところなど想像できない。彼は今何が起こっているかを知っている。どうなるかはいずれ分かるだろう」とキャロルHCは語った。

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