FAのRBダルヴィン・クックが週末にジェッツを訪問
2023年07月28日(金) 09:18クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの減給がすぐに効果を発揮するかもしれない。
フリーエージェント(FA)のランニングバック(RB)ダルヴィン・クックが現地27日(木)にニューヨークに飛び、週末にニューヨーク・ジェッツを訪問する予定だと、木曜日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが状況を知る人物の話を元に伝えた。
クックがミネソタ・バイキングスからリリースされてから、ジェッツが4度のプロボウラーであるクックの獲得に関心を持っていると言われてきた。ギャンググリーンのトップバックであるブリース・ホールがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂の回復中であり、ロジャースをトレードして以降の状況を考えれば、ジェッツとクックの組み合わせは筋が通っている。
クックはそれがいつであれ、戻ってきたホールと組み、ジェッツに大きく貢献するランナーに(そして、若手選手へのプレッシャーに)なるだろう。
このニュースが報じられる前、ロジャースが元の契約からおよそ3,500万ドル(約49億1,157万円)を減額し、7,500万ドル(約105億2,764万円)が保証された2年契約に合意した。この契約によってロジャースのキャップナンバーは900万ドル(約12億5,272万円)を下回り、ジェッツにクックのような新たな武器を追加する余裕が生まれている。
ロジャースがジェッツを助けるために契約を再構築した動きは、(それが公開された項目かどうかはさておき)チームがそういった資産を(自分たちの利益ではなく)強化に使うとの合意を伴っていた可能性がある。ロジャースの頭の中では、クックのようなプレーメーカーをオフェンスに加えることが想定されていただろう。
クックはミネソタでの6年間で、キャリー平均4.7ヤードをマーク。クックはそのビジョンやパワー、スピードをもって場をかき乱し、ビッグプレーを生み出す脅威になることができる。また、パスゲームでも頼れる武器だ。
ロジャースはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区で対戦していた経緯から、クックのことを知っている。ニュージャージーで彼らが組むことがあるのか、注目だ。
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