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ベンガルズQBバロウがふくらはぎ負傷、カートでフィールドを後に

2023年07月28日(金) 10:26


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Brynn Anderson】


シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)であるジョー・バロウが現地27日(木)に行われた練習中にふくらはぎの張りと見られるケガを負い、後ほど検査を受ける予定だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

バロウはペイコー・スタジアムのフィールドをカートで後にしており、ヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーは報道陣に、ケガの深刻度については後ほど詳しく分かってくるだろうと述べている。

『WCPO-TV』が捉えた映像では、11対11のドリルでバロウが左に膨らみ、右にスクランブルしたところで足を引きずって、明らかに右足をかばいつつ左足でスキップして練習場に倒れた様子が確認できる。バロウは医療スタッフに付き添われ、カートで去っていった。

木曜日の練習後、ベンガルズのワイドレシーバー(WR)であるジャマール・チェイスは、練習場でバロウと交わしたコミュニケーションから、それほど心配してはいないと話した。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によれば、チェイスは「俺たちはいつもうなずき合うんだ。彼は俺に大丈夫だってうなずいてきた。あいつは強いヤツだよ」とコメントしたという。

2021年シーズンにベンガルズをスーパーボウルに導いたバロウは、2020年のルーキーイヤーにACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でシーズンを終えている。ケガから復帰して以来、バロウはチームをAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の頂点に押し上げてきた。

2023年シーズンを迎えるにあたり、バロウは超大型になる可能性のある契約交渉を行っていた。バロウはフランチャイズ史上初めて、チームを2年連続地区優勝に導いている。

2021年のキャンプ開始時に膝の負傷のリハビリ中だったバロウは、昨年のキャンプ開始時にも虫垂炎の手術を受けていた。水曜日には問題のない状態でキャンプを迎えられる喜びを語っていたばかりだった。

バロウはチーム公式サイトに「今回のトレーニングキャンプからは、ケガをしない限りこれまでの2年よりたくさんのことを得られるって分かっている。“どうぞうまくいくように”ってね。まだ何も起きていないよ」と話している。

「このポジションではより多くのレップスができればそれほど、そして、ゲームスピードでのレップスが多ければそれほど、シーズン第1週を迎えたときによりよい状態でいられる。オフシーズンを通じて努力してきたし、フィジカルもメンタルも最高の仕上がりだ。だから、このトレーニングキャンプには集中して、パーフェクトを目指して取り組むことができる。そこにワクワクしている」とバロウは続けた。

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