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シーホークスCBウィザースプーンが新人契約に同意、ホールドアウト終了へ

2023年07月29日(土) 11:52


シアトル・シーホークスからドラフト指名を受けたイリノイ大学のデボン・ウィザースプーン【AP Photo/Jeff Roberson】


ドラフト1巡目指名された中で、最後の未契約選手がついに契約に合意した。

現地28日(金)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたところによると、シーホークスのコーナーバック(CB)デボン・ウィザースプーンが4年総額3,186万ドル(約44億9,688万円)の新人契約に合意したという。その後、チームが公式に契約を発表した。

ウィザースプーンの契約は全額保証で、2,020万ドル(約28億5,113万円)の契約ボーナスが含まれているとの情報もある。

ウィザースプーンはまだ契約が確定していない水曜日、シーホークスのトレーニングキャンプに姿を見せず、全体5位指名選手に関する疑問を加速させた。シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは記者陣に “彼がすぐに来ないとは考えられない”と話し、さほど心配はしていないようだった。

その2日後に契約は成立し、1巡目指名がプレーを見せる準備が整った。

ウィザースプーンは4月にシーホークスが全体1巡目で指名した2人のうちの1人で、2022年シーズンに加入したタリク・ウーレンとペアを組み、チームの将来を作るコーナーバックとして期待されている。このコンビをスタートさせる上で唯一のハードルはウィザースプーンの契約だった。

ウィザースプーンがチームに参加していなかった間は、新人サラリー枠のおかげで年俸交渉が実質的に存在しなくなった時代に、珍しくも短い空白期間を生んだ。不和があるとすれば、たいていは契約内の保証総額に関するものだろう。

原因が何であれ、争いは過去のものとなった。

【AK】