ドルフィンズCBジャレン・ラムジーが半月板手術を終え12月まで離脱の予想
2023年07月29日(土) 17:08現地28日(金)にマイアミ・ドルフィンズのコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーが左膝の半月板全修復手術を受け、12月まで離脱する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが関係者からの話として伝えた。
ラムジーは27日(木)のチームでの練習中に膝を負傷し、カートで運ばれた。そしてその後、手術が必要だと決定した。
半月板の一部を切除するとなれば回復期間は推定6週間となるが、縫合による修復となればその期間は大幅に延びるため、負傷から回復するために医師たちがどちらを選択するのかが注目された。
ラムジーの負傷は、実際にはより集中的な方の手術が必要だったと判明し、ドルフィンズは今シーズンの半分以上を、新しいスターCBを欠いてプレーすることが予想される。
ラムジーは3月にロサンゼルス・ラムズからドルフィンズにトレードされ、ドルフィンズのユニフォームを着てプレーしたことはまだない。彼の欠場はレギュラーシーズンまで続くことが確定したため、ドルフィンズはセカンダリーで代わりを見つけなければならなくなった。
金曜の朝、手術に先立ち、ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルは、ラムジー不在の間にロースターの他の選手がステップアップする能力に自信を持っていると語った。
マクダニエルHCはチームを通して「全体的にチームはいい感じだ。その中でケガ人も出ている。でも、私はこの競争について非常に、非常に良いと感じており、フィールドに出る機会を得る準備ができている選手たちにも手応えを感じている。プロボウラーもいれば、ハングリーな若手もいて、その間もすべてそろっている。だから、これから先、私たちは素晴らしい成果を見せられるだろう」とコメントした。
マクダニエルはまた、負傷の知らせに対するラムジーの態度は感動的だったと語り、木曜日の練習後にコーナーバックがチームに語ったことを詳しく説明した。
マクダニエルは「今回のことで一番素晴らしかったのは、ジャレンの対応だ。彼は昨日チームに話をして、多くの人を感動させた。彼はまず、このチームにどれだけ感謝しているか、このチームがどんなに彼を受け入れてくれているのかをみんなに伝えた。彼はリーグで少し経験を積んでいるから、われわれがここで何をしているのか知っているし、彼のポジショングループにとって、彼の意見は揺らがないための特別なものであり、彼がその仲間たちに抱いているすべての自信を表すものだった。彼が話したことの中で、全員にとって本当にクールだったことは、チームメイト全員に心配するな、同情するなと言ったことだ。彼は医師がどのようなスケジュールを示そうとも、それに従う。彼はそのスケジュールに従い、それに打ち勝つよう柔軟性を持とうとしているんだ」と語った。
「彼は現実的に、今年中にまたチームに合流することに、これ以上ないほど集中し、興奮している。彼自身がどうこうできることではないし、それは彼も知っているところだと思うが、逆境は問題ではない。これは多くの選手が団結して立ち上がるチャンスなんだ。ジャレンが本当にまとめてくれたチームの瞬間であり、それが今の状況なんだ」
Surgery went well 🙏🏾
To my teammates & fans, thank you for the prayers and support!! I promise I will attack this rehab and be back stronger than ever… this will just part of the greater story down the stretch! Adversity is opportunity! God is so great!
FIN5 UP! 🧡🩵🤟🏾— Jalen Ramsey (@jalenramsey) July 28, 2023
「手術は上手くいった🙏🏾チームメイトとファンのみんな、祈りとサポートをありがとう! リハビリにしっかり取り組んで、今までよりも強くなって帰ってくる。これはただ素晴らしいストーリーの一部なんだ! 逆境は機会でもある! 神は素晴らしい! FIN5 UP! 🧡🩵🤟🏾」
ドルフィンズにとって、新たに獲得したプロボウル選出6回のラムジー抜きでシーズンの大半を戦うことになるのは明らかに心細いが、彼が予想通り12月頃に復帰すれば、残り数週間でチームに合流してプレーオフ進出を後押しし、ポストシーズン出場もあり得るという事実が、わずかな希望の光となっている。
そのときまで、彼らはとりでを守り抜くしかない。
【AK】