ニューイングランド・ペイトリオッツがフリーエージェントのランニングバック（RB）市場をかぎまわっている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが現地29日（土）に情報筋の話として伝えたところによれば、元ダラス・カウボーイズのRBエゼキエル・エリオットが同日にペイトリオッツを訪問するという。

第一報を伝えたのはジョーダン・シュルツだ。

ペイトリオッツは最近、レナード・フォーネットの訪問を受け、ダルビン・クックとも関係が報じられている。ペイトリオッツはオフシーズンにジェームズ・ロビンソンを迎え入れたものの、これがうまくいかず、ラモンドレ・スティーブンソンとペアを組むベテランを探している。

エリオットはキャリアの現段階においてはその働きよりも名前の方が大きいが、適切な状況下であれば今でも生産的なプレーが可能だ。ジークの愛称で親しまれるエリオットは2022年シーズンの成績が867ヤードと231回のアテンプトとキャリア最低を記録した。キャリー平均3.8ヤードは7シーズンを過ごしたNFLで初めて平均4.0ヤードを下回ったことになる。それでも、28歳のエリオットは昨季にレッドゾーンで12回のタッチダウンをマークするなど得点圏での活躍は健在であり、ペイトリオッツにとってはそれを生かせるかもしれない。

このオフシーズンにカウボーイズを離れたエリオットの特色ある主力選手としての日々はもしかすると過去のものになってしまったのかもしれないが、3度のプロボウル選出経歴を持つエリオットがまだ実りあるレップスをもたらすことは可能だろう。1つの疑問はエリオットがキャリアの現段階でどのような契約を求めているかだ。

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