ラムズRBソニー・ミシェルが5シーズンを経てNFLを引退
2023年07月30日(日) 18:46ソニー・ミシェルのロサンゼルス・ラムズへの帰還は1カ月ほどの短いものだった。
現地29日(土)の朝、2度のスーパーボウル王者に輝いたランニングバック(RB)は引退することにしたとヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイに連絡。ラムズでの2期目とNFLでの選手生活に終止符を打った。
28歳のミシェルは3,243ランヤードとタッチダウン18回、56回のレシーブで439ヤード、タッチダウン2回を残してフットボールを離れる。
ニューイングランド・ペイトリオッツから1巡目指名でNFL入りしたミシェルはそこでの3年間で2度のスーパーボウル出場を果たし、最初の2シーズンで続けて900ランヤード超えを達成した。
第53回スーパーボウルでラムズと対戦して優勝し、その2年後にラムズの一員となる。ペイトリオッツでの最後の年はわずか9試合の出場で449ヤードにとどまり、2021年シーズンを前にトレードにより大陸を横断することになった。
マクベイHCの下で調子を取り戻したミシェルは、タッチダウン5回とチーム首位となる845ランヤードを記録した。ラムズが第56回スーパーボウルでシンシナティ・ベンガルズを下し、彼は2つ目のスーパーボウルリングをコレクションに付け加えた。
昨シーズンは同じロサンゼルスでもチャージャーズの選手として10試合に出場したが、12月にリリースされていた。
このオフシーズンに再びラムズに加わり、キャム・エイカーズ、カイレン・ウィリアムズ、ロニー・リバースとともにチームのRB層に深みをもたらすはずだった。
しかし、チームはミシェルのいないそのメンバーで前進することになり、2度の王者はフットボール後の新たな生活に飛び込むことになった。
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