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シーホークスRBウォーカー、シャルボネが負傷

2023年08月01日(火) 00:41


シアトル・シーホークスのケネス・ウォーカー三世【AP Photo/Josie Lepe】


シアトル・シーホークスの若きバックフィールドに複数の負傷が発生している。

ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは現地30日(日)に、先発ランニングバック(RB)ケネス・ウォーカー三世が鼠径(そけい)部の負傷で週ごとの経過観察の対象だと見なされていると報道陣に話した。また、ドラフト2巡目で指名したルーキーのRBザック・シャルボネは、肩の違和感が原因で、2回連続で練習に参加していないという。

現段階ではチームは慎重な姿勢をとっており、特にウォーカーについてはそうだとキャロルHCは指摘した。

『ESPN』によれば、2年目のウォーカーについてキャロルHCは「鼠径部なので、確実にやらなければならない」と話したという。

「彼の感覚ではそれほど悪くはないようだ。ひどい負傷とかいうわけではない。今はアグレッシブになりたくなく、キャンプを通じて対処していくようにしたい」とキャロルHCは続けた。

ウォーカーは昨年のキャンプ中にヘルニアの問題に悩まされ、シーズン第1週を欠場していた。ウォーカーはシーズン第14週にも、足首の問題で欠場を強いられている。これらの負傷の間は、高い得点能力を見せて15試合で1,050ヤードを走り、タッチダウン9回をマーク。AP通信オフェンス部門最優秀新人賞の投票では2位につけた。

現段階では、シーホークスはキャンプ序盤でウォーカーに対して慎重な姿勢を取っているだけのように見える。しかし、鼠径部の負傷は復帰までに完全に回復していなければ長引く可能性があり、今後の観察が重要になる。

シーホークスはウォーカーと組ませるべくシャルボネをドラフト2巡目で指名し、ナンバー2レシーバーを獲得した。キャンプ序盤の問題は注目されており、キャロルHCはそれが単一のプレーで起こったわけではないと話している。

「それは本当に、彼に忍び寄ってきたものだった。ヒットを受けたとか、そういうわけでもない。突然、彼は何かを感じ始めたので、われわれは彼の状態をチェックしているし、現時点では非常に注意深くやっている」

キャロルHCはシャルボネの期間未定の離脱について、「解決するためにしばらく時間をかける」と述べた。

トップ2バックスが棚上げになっている今、ベテランのディージェイ・ダラスと7巡目指名の新人ケニー・マッキントッシュが次に控えている選手となる。シアトルがローコストでベテランを迎えることになれば、それがシアトルの現状についての見方を示すだろう。

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