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キャンプ欠席の理由は耳の感染症とバイキングスTEホッケンソン

2023年08月15日(火) 23:12


ミネソタ・バイキングスのT.J.ホッケンソン【AP Photo/Charlie Neibergall】

ミネソタ・バイキングスのタイトエンド(TE)T.J.ホッケンソンがトレーニングキャンプを欠席している理由を説明した。もしかすると、その理由には驚かされるかもしれない。

ホッケンソンが現地14日(月)、耳の感染症が平衡感覚に影響を及ぼしたことによって2023年のトレーニングキャンプの大半を欠席せざるを得なくなったのだと明かした。

『ESPN』によると、ホッケンソンは「もちろん、みんなと一緒にそこにいたかった」と話し、こう続けたという。「俺が好きなことは、ロッカールームのみんなとフットボールをして、みんなと素晴らしい時間を過ごすこと。だから最悪だ。でも、それと同時に9月に向けて準備する必要があった。それこそ俺が楽しみにしていることだ」

デトロイト・ライオンズから2019年NFLドラフト全体8位指名を受けたホッケンソンは、ライオンズと結んだ新人契約の最終年を迎えている。ライオンズはホッケンソンをバイキングスにトレードする約半年前に、ホッケンソンの5年目オプションを行使して2023年シーズンまでチームの管理下にあることを保証した。それにより、次のシーズンはホッケンソンの将来にとって重要なものとなっている。

耳の感染症により、ホッケンソンの契約最終年は最高のスタートを切ったとは言えない。復帰すれば、ホッケンソンはオフシーズンに加入したジョシュ・オリバーや2022年から在籍しているジョニー・ムントを差し置いて、デプスチャートでトップに立つことになるだろう。

ホッケンソンがタイトエンドポジションで最良の選択肢となっているのは明らかだ。バイキングスに移籍したおかげで、ホッケンソンは成績面でキャリア最高のシーズンを送り、レシーブ数(86回)およびレシーブヤード(914ヤード)でキャリアハイを更新したほか、自己ベストに並ぶタッチダウンレシーブ数(6回)を記録した。2023年にそれらの数字を上回ることができれば、バイキングスがホッケンソンと長期契約を結ぶ理由は十分にあると言えよう。

しかし、まずはホッケンソンがフィールドに戻る必要がある。それが具体的にいつになるかは未定だ。

【RA】