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ハムストリング負傷のライオンズWRウィリアムズ、プレシーズンの残りを欠場か

2023年08月18日(金) 10:01


デトロイト・ライオンズのジェイムソン・ウィリアムズ【AP Photo/Paul Sancya】

次にワイドレシーバー(WR)ジェイムソン・ウィリアムズをフィールドで見るのは、おそらく10月中旬になるだろう。

現地17日(木)、デトロイト・ライオンズのヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは水曜日の練習中にハムストリングを負傷したキャリア2年目のウィリアムズがプレシーズンの残りを欠場する“可能性が高い”と述べた。

ウィリアムズはリーグのギャンブルポリシー違反により、2023年シーズン最初の6試合の出場停止処分を受けている。

大学時代にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したウィリアムズは2022年ドラフト1巡目指名を受けるもルーキーシーズンの大半を欠場。昨季は6試合に出場して9回ターゲットになっている。キャッチを決めたのはそのうち1回だが、それは41ヤードのタッチダウンとなった。

欠場期間を考えると、今オフシーズンは若手ワイドレシーバーであるウィリアムズの成長にとって重要なものになると見られていた。しかし、出場停止処分で最初の6試合を棒に振る上に、今度はケガによってプレシーズンにこれ以上出場しない可能性が出てきている。

6試合の出場停止処分を考慮し、ライオンズはウィリアムズにプレシーズンで多くの仕事量を与える予定だった。ニューヨーク・ジャイアンツとのプレシーズン初戦で、ウィリアムズはなんとスナップ51回(71%)に参加。オープンになる能力は見せたものの、7回のターゲットでキャッチはわずか2回、18ヤードという記録にとどまり、タッチダウンにつながる可能性のあったボールも落としている。

負傷していなければ、ウィリアムズはプレシーズンの残り2試合で同じようなスナップ数を数えていただろう。今となっては、そうした計画は検討から外れている可能性が高い。

キャンプ中に起きた軟部組織の損傷がチームから注意深く扱われるのは当然であるため、ライオンズがプレシーズンの間、ウィリアムズの出場を制限しても驚きではない。とはいえ、フィールドでできるだけ多くの時間を必要としている若手選手はまたしても逆境に立たされている。

ウィリアムズはシーズン第7週の10月22日(日)に行われるボルティモア・レイブンズ戦を前に、出場停止処分から復帰を果たす予定だ。

【RA】