現地23日（木）、NFLとラスベガス第58回スーパーボウル開催委員会が記者会見を行い、第58回スーパーボウルの公式イベントについて発表した。NFLクラブビジネスおよびメジャーイベントならびに国際部門副社長のピーター・オライリーと、ラスベガス第58回スーパーボウル開催委員会会長兼CEOのサム・ジョフレー、ラスベガス観光局会長兼CEOのスティーブ・ヒルが、スーパーボウルウイークに行われる数々のイベントを紹介している。

オライリーは「ラスベガスで第58回スーパーボウルを実施することに、ワクワクしている。この街はスポーツやエンターテイメントの中心地であり、ここで行われるイベントには信じられないほどのエネルギーが常に満ちている。地元のパートナーたちとの仕事を続け、ラスベガスのコミュニティに比類ない経験を提供し、世界中のファンにこの街がもたらすものを示すのが楽しみだ」とコメントした。

また、ジョフレーは「第58回スーパーボウルはラスベガスの街にとって、歴史的な成果になるだろう。ラスベガスはそのエンターテイメントとホスピタリティで知られており、これらのイベントを計画するにあたり、地域のパートナーや選抜された関係者たちのサポートとコラボレーションに感謝している。われわれは一丸となって、ファンをわれわれの街に迎え、忘れられない1週間を送ってもらうのを楽しみにしている」と述べている。

各会場とイベントは次の通り（日程はすべて現地時間）。

NFLヘッドクオーター・ホテル・アット・シーザーズ・パレス：ラスベガスでのNFL本部。

Gatorade（ゲータレード）提供スーパーボウルオープニングナイト（アレジアント・スタジアム／2024年2月5日）：スーパーボウルに先立って出場選手やコーチたちが公の場に登場する唯一の機会。ファンを招き、メディア対応などが行われる。

スーパーボウルエクスペリエンス（マンダレイ・ベイ・コンベンション・センター／2024年2月7日から10日）：家族連れ向けの、インタラクティブなフットボールテーマパーク。

Verizon（ベライゾン）提供スーパーボウルメディアセンター（マンダレイ・ベイ・コンベンションセンター／2024年2月4日から11日）：スーパーボウルウイークを通した、メディア活動の中心地。4日に開設され、試合日までの1週間にわたり、24時間開かれている。

スーパーキッズ・スーパーシェアリング（ピアソン・コミュニティ・センター／2024年1月）：『NFL Green（NFLグリーン）』がラスベガススーパーボウル開催委員会やラスベガス・レイダース、クラーク郡の関連組織、ベライゾンなどと提携し、スポーツ用品や本、学用品などを寄付するプロジェクト。

第25回スーパーボウル・ソウルフルセレブレーション（パームス・カジノ・リゾート　ザ・パール・シアター／2024年2月7日）：1990年にマイアミを舞台とする第33回スーパーボウルで導入されて以来（当時はスーパーボウル・ゴスペル・セレブレーション）、2つのアメリカのパッション――フットボールと音楽――が境界線なく交じり合ってきたイベント。

テイスト・オブ・ザ・NFL（キープ・メモリー・アライブ・センター／2024年2月10日）：スーパーボウルで最大の慈善グルメイベント。料理界のスーパースターであるアンドリュー・ジマーン、カーラ・ホール、ティム・ラブ、ラシーダ・ペリー、マーク・バッチャーや、NFLの偉人が登場。売り上げはすべて慈善団体に寄付される。

スーパーボウル・ブレックファースト（シーザーズ・パレス、2024年2月10日）：1988年からスーパーボウル開催地で毎年行われてきたプライベートイベント。メインは家族やチームメイト、コミュニティにとっての模範的な役割を果たした現役NFL選手に授けられるバート・スター・アワードの発表。

【A】