カウボーイズがCBジョセフをドルフィンズに送ってCBイグビノーガニーを獲得
2023年08月30日(水) 11:592人の若きディフェンシブバック(DB)がチームを取り替えて心機一転を図る。
ダラス・カウボーイズが2021年ドラフトの2巡目で指名したコーナーバック(CB)ケルビン・ジョセフを、2020年1巡目指名のCBノア・イグビノーガニーと引き換えにマイアミ・ドルフィンズにトレードに出した。カウボーイズが現地29日(火)に発表している。
このコーナーバック交換は、高い期待をもってNFLにやってきたものの、元のチームでは先発として見られてはいなかった選手を再生させようとする両チームにとって、リスクの低い動きだった。イグビノーガニーはドルフィンズがオフシーズンに獲得したジャレン・ラムジーを失いながらもデプスチャートの下部にとどまっており、新人契約の最終年に入っていることもあって、かつてはドラフトの最初に指名したイグビノーガニーからチームが大きな見返りを得ることはなかっただろう。
一方のジョセフは難しい2022年シーズンを終えた後に有望なプレシーズンを送っていたものの、カウボーイズのセカンダリーのデプスの関係から、また、火曜日に53名ロースターの期限があったことから、リリースの可能性が考えられていた。カウボーイズは単純にジョセフをリリースする代わりに、かつては1巡目指名の価値があると見られていた選手を獲得することを選んでいる。
今回の動きが今後の試合でどういった数字になって表れるのかはこの先の話だが、カウボーイズは2024年までチームの支配下にある選手を維持するよりも、最終年の選手がどんなものをチームにもたらすかを見たいようだ。
一方のドルフィンズは調子が上向きつつあり、2024年もお手頃な値段で維持できるディフェンシブバックを獲得している。
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