ジャクソンビル・ジャガーズのコーナーバック（CB）クリス・クレイブルックスが7月に家庭内暴行と不法監禁の容疑で逮捕されたことを受け、NFLは現地29日（火）にクレイブルックスをコミッショナーの除外リストに載せた。

リストに載せられている間、クレイブルックスは練習にも試合にも参加できない。今回の発表はジャガーズがロースターを53名に絞った際に行われた。

メンフィス大学からNFL入りを果たし、4シーズンにわたってバックアップを務めてきたクレイブルックスは、9月11日（月）に公判前審問を受けることになっており、そこでリーグがクレイブルックスを出場停止処分にするかどうか、するとしたらどのくらいの期間になるかが明らかになるかもしれない。

今月、クレイブルックスは無罪を主張。家庭内暴行は軽罪にあたり、不法監禁は第3級の重罪にあたる。

ジャクソンビル保安官事務所が2022年9月に発生した事件を捜査した結果、26歳のクレイブルックスは逮捕された。逮捕報告書によると、クレイブルックスと同居していた女性は、クレイブルックスと口論になって家を出ようとしたところで拘束されたと警察に供述しているという。

報告書によれば、その女性はクレイブルックスから強引につかまれて家に戻され、上半身を拘束されている様子を映したビデオを捜査官に提供したとのこと。

クレイブルックスが家庭内暴行の容疑で逮捕、起訴されたのはこれが2度目だ。クレイブルックスは4月中旬にもテネシー州ナッシュビルで逮捕され、傷害および器物破損を含む家庭内暴行の軽罪で起訴されている。

宣誓供述書によると、クレイブルックスは女性から携帯電話を奪い、地面に投げつけて破損させたとのこと。この件については和解が成立している。

【RA】