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バイキングスとホッケンソンが契約延長の内容に合意、TE最高額に

2023年09月01日(金) 08:30


ミネソタ・バイキングスのT.J.ホッケンソン【AP Photo/Charlie Neibergall】

タイトエンド(TE)T.J.ホッケンソンのミネソタ滞在は一時的なものではないようだ。

ホッケンソンが4年6,850万ドル(約99億6,689万円)の延長契約の内容に合意したと、現地31日(木)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。後にチームもこの動きを認めている。

新契約の年平均1,712万5,000ドル(約24億9,170万)という額は、タイトエンドの中でトップにあたる。

ホッケンソンは2022年にディビジョンライバルであるデトロイト・ライオンズとのシーズン中のトレードによってミネソタにやってきて、クオーターバック(QB)カーク・カズンズの主力ターゲットの1人となった。このトレードの成果はすぐに出ており、ホッケンソンはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区チャンピオンとともにプレーした10試合で、キャッチ60回、519ヤード、タッチダウン3回をマーク。

こういった成績は、ホッケンソンにとって完ぺきなタイミングでやってきた。すなわち、契約年に突入する直前だ。元1巡目指名選手であるホッケンソンは2022年の成果によって新契約を引き出し、これまで中程度だった報酬を、以前の最高額だったTEダレン・ウォーラー(1,700万ドル/約24億7,347万円)よりも高い数字へと引き上げた。

バイキングスは耳の感染症によってトレーニングキャンプを欠席していたにもかかわらず、ホッケンソンに投資した。ホッケンソンは8月中旬に、この感染症がシーズン序盤の活躍に影響することはないと約束している。

バイキングスはホッケンソンを信じ、契約最終年になるはずだったシーズンが始まる前に博打に出ることはなかった。ホッケンソンとの契約延長がまとまった今、次に注目されるのは2022年のレシービングリーダーだったワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンとの契約延長だ。

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