ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー（WR）クーパー・カップのハムストリングがタイミング悪く不調をきたしている。

現地8月31日（木）、ラムズのヘッドコーチ（HC）ショーン・マクベイが報道陣に対し、カップがハムストリングのケガからの回復中に“後退”を経験したと述べ、“肉離れ”に見舞われたことを明かした。マクベイHCによると、カップは日毎の観察になるとのこと。

カップは当初、8月1日にハムストリングを負傷し、練習を離脱。その3日後、日毎の観察となっていると説明されたが、最終的には完全な状態で練習に復帰していた。

木曜日のニュースはラムズにとって確実に懸念事項となっている。マクベイHCが述べたように、ラムズは“カップが出場可能なときに明らかにもっといいチームになる”からだ。

ハムストリングは慎重に扱わなければ長引く問題になる傾向があり、そうしたケガの性質も懸念に拍車をかけている。

ラムズは2022年シーズンに多くの負傷者を出し、王者の座から衰退の一途をたどることになった。カップもその1人で、昨季は9試合しか出場していない。また、カップが戦線離脱してからラムズのオフェンスは急激に調子を落とした。

ラムズはチーム内で最高の武器であり、スーパーボウルMVPにも輝いたことのあるカップを欠いたままシーズン開幕を迎えたくないはずだ。開幕まであと1週間あまり、ラムズは頻繁に起こる問題になるというリスクがない状態で、かなり早く復帰できることを願いつつ、カップを注意深く観察しなければならなくなるだろう。

【RA】