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シーホークスのキャロルHCがシーズン第1週でのSアダムスの出場を否定

2023年09月02日(土) 16:53


シアトル・シーホークスのジャマール・アダムス【AP Photo/Stephen Brashear】

シアトル・シーホークスのセーフティ(S)ジャマール・アダムスはシーズン第1週のフィールドには出ない。彼は引き続き昨年断裂した大腿(だいたい)四頭筋の回復に努める。

現地1日(金)、ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは『Sports Radio 93.3 KJR(スポーツ・ラジオ93.3 KJR)』で、アダムスがチームのシーズン初戦となる10日(日)のロサンゼルス・ラムズ戦を欠場すると認めた。

「シーズン開幕後になる。われわれは彼に無理をさせるつもりはない」とキャロルHCは述べた。

アダムスは昨年のシーズン第1週のデンバー・ブロンコス戦で15回のスナップに参加しただけでケガに見舞われてしまった。しかし、その間に3回のタックル、QBヒット1回とパスディフェンス1回を記録しており、1クオーターあまりの時間でなかなかの仕事ぶりを見せていた。

シーズン第1週を欠場すると、アダムスがフィールドを離れてから丸1年が過ぎたことになる。それまでの3シーズン(2019年から2021年)で11試合を欠場している彼の負傷歴を考えると、シーホークスがこの万能型セーフティの回復に時間をかけるのは賢明といえる。

アダムスが戻ってくればシーホークスのセカンダリーは改善するだろうが、オフシーズンにジュリアン・ラブを加えたことで今シーズンはアダムス不在でも比較的耐えられる状態にある。

また、彼らが全体5位指名したコーナーバック(CB)デボン・ウィザースプーンも第1週にはいない可能性が高い。

「彼が初戦で出場できるかどうかは時間との戦いだ。それはちょっと無理かもしれない」とルーキーについてキャロルHCは述べた。

ウィザースプーンはハムストリングのケガでトレーニングキャンプとプレシーズンのすべてを欠席した。失った時間の長さを考えると、ルーキーの彼にプレーの許可が出たとしても、システムに完全に適合できるまで、最初の数試合はバックアップ要員としての参加になるだろう。

【M】