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元バイキングスTEルドルフがNFLでの12シーズンを経て引退

2023年09月05日(火) 09:55


ミネソタ・バイキングスのカイル・ルドルフ【AP Photo/Brett Duke】

プロボウルに2度選出された経歴を持つタイトエンド(TE)カイル・ルドルフがメディア界への転身を決意した。

ルドルフはこの週末、『NBC Sports(NBCスポーツ)』のピーター・キングに、NFLでの12シーズンを経て引退することを決めたと明かしている。

33歳のルドルフは『Peacock(ピーコック)』でビッグ10のアナリストとして働き、今秋には『FOX Sports radio(FOXスポーツ・ラジオ)』で日曜夜に放送される番組の共同司会を務める予定だ。

ルドルフはキングに「長い間プレーして、ベテラン選手になった」と話している。

「今の俺はメディアの世界で、できるだけ多くのレップスを積んでいるルーキーだ。このオフシーズンは“自分はどこにフィットするんだ?”ということばかり考えていた。ピーコックで放送される試合での、NBCの仕事はクールだ。日曜の夜にNFLのその日のストーリーラインについて話すのも、きっとクールだろう」

ルドルフはキングに、13シーズン目もプレーするつもりだったが、4人の幼い子どもがいる中で、NFLから離れたキャリアを歩む時期が来たと判断したのだと語っている。

2011年にミネソタ・バイキングスからドラフト2巡目指名を受けたルドルフは、最初の10シーズンをそこで過ごした。2021年はニューヨーク・ジャイアンツでプレーし、2022年はタンパベイ・バッカニアーズで9試合に出場。12シーズンでキャッチ482回、4,773ヤード、タッチダウン50回を記録した。

【RA】