ペイトリオッツCBジャクソンに銃器携帯の件で1年の保護観察処分
2023年09月06日(水) 14:57ニューイングランド・ペイトリオッツのディフェンシブバック(DB)ジャック・ジョーンズが、6月にボストンのローガン国際空港の保安検査場において、キャリーバッグに装填済みの銃が2丁入っていた件で逮捕されたことを受け、武器携帯に関連する9件の罪状のうち、8件を取り下げることと引き換えに、1年の保護観察と48時間の社会奉仕活動に合意した。
ジョーンズは現地5日(火)にボストン市裁判所で行われた審問で、今回の合意に至っている。
25歳のジョーンズは6月に、2丁の火器が発見され、警察によってそれらが機内持ち込み用の荷物に入っていたと特定されたことを受け、逮捕された。ジョーンズは法律に反する銃の所持で2件、装填済みの銃器の携帯、大容量給弾装置の携帯、銃器識別カードを持たない状況での銃器の所持の罪に問われている。
火曜日に裁判所に提出された書類によれば、サフォーク郡地方検事事務所は武器所持の告発をすべて取り下げている。ジョーンズは警備上の違反行為による審理前保護観察の処分を受けた。
この件をこれ以上追求しないという宣言の中で、州検事事務所はこれらの事例について、“ジョーンズ氏が事件のあった当時、彼の荷物の中に火器を携帯していたことを知っていた”ことについて合理的な疑いを超えて証明できないと判断したと述べている。
ジョーンズの弁護士であるローズマリー・スカピッキオは『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロに「ジャックはこの件が解決したことに感謝しており、フットボールをプレーするのを楽しみにしています」と語った。
ジョーンズの法的問題はこれで決着したものの、NFLの個人行動規範による何らかの懲罰があるかについてはまだ分かっていない。
ジョーンズは逮捕以来、短いコメントしか残しておらず、すべての質問は弁護士に問い合わせるよう話している。
ジョーンズは8月に「ここでフットボールフィールドに立つときは、ボールがすべてだ」とコメントし、こう続けていた。
「俺はボールをプレーして、チームのために自分のすべきことをやるためだけにここにいる」
この件が決着していなかったにもかかわらず、ジョーンズはペイトリオッツの最初の53名ロースターに入っている。
ペイトリオッツは来る日曜日に、フィラデルフィア・イーグルスをホームに迎えてレギュラーシーズンをスタートする。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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