現地6日（水）にシンシナティ・ベンガルズが発したメッセージは明確だった。すなわち、すべてのシステムはジョー・バロウと共に進む。

クオーターバック（QB）バロウはふくらはぎの負傷から回復しており、日曜日に組まれているクリーブランド・ブラウンズとのシーズン初戦でプレーする準備は整っていると報道陣に語った。

「準備はできている」と言うバロウは「こういうことはどうなるかわからないから、これから何日かで様子を見ていくけど、俺はプレーすると思っている」と続けた。

水曜日の練習にフル参加していたバロウは、キャンプ開始時に負ったケガの影響でキャンプでの時間を多く失っている。結局、このタイミングは偶発的なものであり、バロウはふくらはぎの調子を試す前に、十分にケガを癒やすことができた。

バロウは報道陣に、ベンガルズの2023年シーズン初戦を前に、ふくらはぎの様子を確認してゲームスピードに向けてペースを上げ、フットワークを磨き上げるために、今週のすべての練習が“重要”だと話している。バロウの健康状態が本当の意味で試されるのはこのシーズン初戦になるだろうが、回復中にも投球を含むワークアウトを継続していたことから、本人としては、少なくとも感覚的には調子は最高だという。

フィールド復帰によって、2023年に向けたバロウのチェックリストの中でも重要な項目が一つ埋まる。次のタスクは、きわめて大きなものになると予想される契約延長に合意することだろうか。

バロウ本人としては、報酬面は一番後回しのようだ。

バロウは契約延長について「まとまるときに、まとまるよ」とコメントしている。

「そのことについても、他の何についても、心配していない。あまり考えていないんだ。ブラウンズを倒すことに集中している」

ふくらはぎを負傷したとき、バロウは最悪のシナリオ――アキレス腱のトラブル――を回避した。重傷であれば今後の報酬に影響してきただろうが、ありがたいことに、バロウには戦いの現場に戻るまでにしっかりと回復する時間が与えられている。

バロウは今、キャリアでまだ達成していないことを遂げなければならない。それが、クリーブランドでブラウンズを倒すことだ。

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