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ドビンズがシーズン終了でもレイブンズがRBを加えるつもりはないとハーボーHC

2023年09月12日(火) 11:09


J.K.ドビンズ【AP Photo/Terrance Williams】

現地10日(日)、J.K.ドビンズがシーズン終了のアキレス腱(けん)断裂に見舞われたことにより、ボルティモア・レイブンズは先発ランニングバック(RB)を失った。しかし、レイブンズはドビンズに代わる人材をチーム内で見つけようとしている。

ジャスティス・ヒルとガス・エドワーズをアクティブ登録している中、レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは現在チームの練習生となっているメルビン・ゴードンを昇格させる可能性についても言及した。

ハーボーHCは月曜日に「うちは良い感じだと思う。今いるメンバーを気に入っている」と報道陣にコメント。

「メルビンがここにいるのには理由がある。確かにこんなに早くなるとは思っていなかったが、それこそ彼がここにいる理由であり、ここに残りたかった理由だと思う。彼はここを気に入っているからね。このオフェンスも、環境も気に入ってくれている。彼はとんでもない才能の持ち主だ。プレシーズンで見ただろう。実績のあるバックだ。だから、私は彼がここにいてくれてとてもうれしい」

レイブンズが25対9でヒューストン・テキサンズを下した日曜日のシーズン初戦で、ヒルとエドワーズはドビンズが負傷退場した後にキャリーを分担した。ヒルがキャリー8回で9ヤード、タッチダウン2回を記録した一方で、エドワーズはキャリー8回で32ヤードをマークしている。

30歳のゴードンはプレシーズンの3試合でキャリー17回、59ヤード、キャリー平均3.3ヤードを記録。レイブンズは最終カットでベテランのゴードンを放出した後に、練習生として契約を結んだ。

ドビンズが戦線離脱したことで、レイブンズは今後、ランニングバックをコミッティー制にすることが予想されている。また、シーズン第1週にスクランブルで相手にダメージを与えていたクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが、計画的なランを実行する機会が増えるかもしれない。

ハーボーHCは現在のバックフィールドに満足していると話しているが、これからの数週間で状況が変わる可能性はある。特に、新たな負傷者が出た場合はそうなるだろう。レイブンズはジョナサン・テイラーをトレードで獲得する可能性や、現在フリーエージェント(FA)のベテランRBカリーム・ハントを迎え入れる可能性などを検討するかもしれない。

【RA】