クオーターバック（QB）アーロン・ロジャースのアキレス腱断裂は、ニューヨーク・ジェッツの2023年シーズンにおける今後の運命に影響を与えるだけではなく、2024年のドラフト順位にも影響を与える。

4月にロジャースをジェッツにトレードしたグリーンベイ・パッカーズは、ロジャースが今季の残り16試合を欠場することになったため、取引の一部としてドラフト2巡目指名権を受け取ることになった。

トレードの条件として、パッカーズが2024年ドラフト1巡目指名権を得るには、ロジャースが今季、ジェッツの攻撃スナップの65％に参加する必要があった。

パッカーズとジェッツはロジャースのトレードで2023年ドラフト1巡目指名権も交換している。また、パッカーズが2023年ドラフト5巡目指名権をジェッツに送った一方で、ジェッツは2023年ドラフト2巡目指名権および6巡目指名権をトレードした。

ロジャースは現地11日（月）夜に行われたバッファロー・ビルズ戦で、ジェッツの4プレー目にアキレス腱を断裂。

その試合でジェッツは一時的に13対3と差をつけられていたものの、同点に追いついてオーバータイムに持ち込むと、新人ワイドレシーバー（WR）ゼイビア・ギプソンが65ヤードのパントリターンタッチダウンを決めて逆転勝利を収めた。

【RA】