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チーフスへの再合流を喜ぶDTジョーンズ、長期的にチームでプレーすることを計画

2023年09月14日(木) 12:23


カンザスシティ・チーフスのクリス・ジョーンズ【AP Photo/Ed Zurga】

シーズン第1週までホールドアウトしていたカンザスシティ・チーフスのスターディフェンシブタックル(DT)クリス・ジョーンズが練習に復帰し、残るシーズンに向けて準備を進めている。

現地13日(水)、インセンティブで最大2,500万ドル(約36億7,931万円)相当になる1年契約に合意したジョーンズは「この結果にとても満足している」と明かした。また、オールプロに選出された経歴を持つジョーンズは、2024年に複数年契約を結べることを願っているとつけ加えている。

『KCTV5』のジャレッド・コラーによると、ジョーンズは水曜日に「今年、戻ってこられてうれしい。今年が終わってから長期契約に向けて何か実現できることを望んでいる。キャリアの長い期間をカンザスシティ・チーフスでプレーするつもりなことは何度も繰り返してきた。それが過去の状況によって変わることはない」と報道陣に話したという。

ジョーンズはチームメイトの気を散らさないようにホールドアウトしてきたが、今オフシーズンにチームメイトと一緒に過ごす時間を逃したのは惜しかったとつけ加えた。

「新加入の選手が多いと、離れているのはきつい。特にD(ディフェンシブ)ラインルームではね。グループとして成功するためには、信頼関係を築くことが重要だ」と語ったジョーンズは「でも、そういう決断は自分で受け入れるしかない。たぶん変えることはなかっただろう。だけど、結果には感謝している。ハント家やブレット・ヴィーチ(ジェネラルマネジャー/GM)、(ヘッドコーチ/HCアンディ)リードが俺のチームと密接に協力し、お互いが納得できる条件になるよう努力してくれたことに感謝している」と続けている。

交渉中は一度もヴィーチGMやリードHCと個人的なやり取りをしていなかったと明かしたジョーンズは、新たなシーズンに飛び込めることを喜んでおり、次のようにコメントした。

「聞いてくれ、俺は戻ってこられてうれしい。ビジネス面では、個人的な感情を持ち込んじゃいけない。私情を挟むと、物事が悪い方向に向かうこともある。俺は一度も個人的なことだと捉えなかった」

ジョーンズとチーフスは次のオフシーズンに再び交渉に臨むことになるが、現在のジョーンズは2023年に再び軌道に乗ることに集中している。

「今の俺はこのチーム、このディフェンスのために可能な限り最高の自分になることに焦点を当てている」と強調したジョーンズは「このディフェンスで、そしてこのリーグで最高の選手であること。それ以下だったら自分自身に失望するだろう。だから今は、可能な限り最高の自分になることに集中している」と続けた。

0勝1敗のチーフスはシーズン第2週に1勝0敗のジャクソンビル・ジャガーズとのアウェー戦に臨む予定だ。

【RA】