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シーズン第1週の最優秀選手賞にドルフィンズQBタゴヴァイロアや49ersのWRアイユークなど

2023年09月14日(木) 12:55


マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【NFL】

リーグはレギュラーシーズンの間、現地の水曜日に週間最優秀選手を毎週発表している。シーズン第1週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
トゥア・タゴヴァイロア(QB/マイアミ・ドルフィンズ)

マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアは、ロサンゼルス・チャージャーズに36対34で勝利した現地10日(日)の試合で驚異的なパフォーマンスを見せ、シーズン開幕戦としていくつかの記録を打ち立てている。タゴヴァイロアが積み上げた466パスヤードはNFL史上、シーズン第1週の試合としては4番目に多いヤード数となった。最終的にパス45回中28回を成功させて466ヤード、タッチダウン3回、パサーレーティング110.0をマークしている。タゴヴァイロアにとっては、脳しんとうで戦線離脱を余儀なくされた昨年のシーズン第16週以来の試合出場だった。タゴヴァイロアは絶好調な姿で復活を遂げたようだ。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ブランドン・アイユーク(WR/サンフランシスコ・49ers)

シーズン第1週のNFCオフェンス部門週間最優秀選手賞はサンフランシスコ・49ersの選手に贈られることが予想され、152ヤードのラッシングとタッチダウンを記録したチームメイトのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーを抑えて栄誉に浴したのはワイドレシーバー(WR)のブランドン・アイユークだった。アイユークは8回のキャッチでキャリアハイとなる129レシーブヤードを記録し、タッチダウンも2つ決めている。日曜日のピッツバーグ・スティーラーズ戦でアイユークが前半に2回得点したことで49ersは20対0でリードし、最終的には30対7で勝利している。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジョーダン・ホワイトヘッド(FS/ニューヨーク・ジェッツ)

ニューヨーク・ジェッツが延長戦の末にバッファロー・ビルズを22対16で倒したマンデーナイトフットボールで、フリーセーフティ(FS)のジョーダン・ホワイトヘッドは一貫して卓越したプレーを見せた。過去5シーズンで7回のインターセプトを記録しているホワイトは、開幕戦で3回のインターセプトをマークし、これまで1シーズンで記録した最多回数よりも1回多い結果となった。ホワイトヘッドはタックルも2回決めており、第2クオーターから第4クオーターまで各クオーターでインターセプトを記録している。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジェシー・ベイツ三世(FS/アトランタ・ファルコンズ)

FSジェシー・ベイツ三世がアトランタ・ファルコンズの一員として初めてプレーした試合は忘れられないものとなり、彼に賞をもたらした。これまでシンシナティ・ベンガルスのスター選手として活躍してきたベイツは、日曜日に行われたカロライナ・パンサーズ戦でファルコンズの24対10の勝利に貢献した。ベイツはインターセプト2回、フォースドファンブル1回を記録した上、タックルを10回も決めている。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ゼイビア・ギプソン(WR/ニューヨーク・ジェッツ)

ドラフト外のルーキーとしてジェッツに入団したWRゼイビア・ギプソンはマンデーナイトにキックオフとパントを2回ずつ、計4回のリターンを記録。とりわけシーズン第1週最大の見せ場となったのは、ギプソンの最後のプレーだった。ギプソンがオーバータイムの2回目のポゼッションで65ヤードのパントリターンタッチダウンを決めたことで、ジェッツはビルズとの延長戦を22対16で制することができた。ギプソンは延長戦でパントリターンタッチダウンを決めた3人目のNFL選手となり、過去10シーズンにおいてはシアトル・シーホークスのWRタイラー・ロケットに続き、デビュー戦でパントリターンで得点を挙げた二人目の選手となった。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイク・エリオット(K/フィラデルフィア・イーグルス)

日曜日にニューイングランド・ペイトリオッツを25対20で下したフィラデルフィア・イーグルスだが、攻撃陣がしばしば乱れた一方、スペシャルチームはエリオットのおかげで問題ない1日を過ごした。エリオットはその実力を証明し、それぞれ32ヤード、56ヤード、48ヤード、61ヤードという4回のフィールドゴールを完ぺきに決めている。イーグルスはエリオットの足によって計13得点を獲得した。

【R/A】