スティーラーズDTヘイワードがそけい部の手術へ、約8週間離脱の見込み
2023年09月15日(金) 09:41ピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブタックル(DT)キャメロン・ヘイワードはシーズン第1週での負傷により、2023年シーズンの約半分を棒に振ることになりそうだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じたところによると、ヘイワードは現地14日(木)にピッツバーグで鼠径(そけい)部の再建手術を受けるという。ヘイワードは約8週間の離脱が見込まれているものの、レギュラーシーズン中盤には復帰できると見られている。
スティーラーズは木曜日中にヘイワードを正式に故障者リザーブ(IR)に登録した。
ヘイワードの負傷は、日曜日に敗れたサンフランシスコ・49ers戦で起きた数々の不運な出来事の1つだったと言えよう。ヘイワードは負傷前に14回のスナップにしか参加しておらず、その後に一時的に戻ったが、再び離脱を余儀なくされている。そのため、スティーラーズはアイザイア・ラウダーミルクやキアヌ・ベントンを含む代役プランを立てざるを得なくなった。ヘイワードの不在をチャンスとした49ersのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーはキャリー22回で152ヤード、タッチダウン1回を記録。クオーターバック(QB)ブロック・パーディーは220ヤード、タッチダウン2回をマークした。
スティーラーズのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは30対7の大敗を受け、「今日はいろんな意味で衝撃を受けた」と認めている。プロボウルに6度、オールプロに3度選出され、キャリア通算78.5回のサックを記録してきたベテラン選手であるヘイワードの不在は、今後もしばらく痛手となるだろう。
次にスティーラーズが挑むのは、現地18日(月)夜に行われる地区ライバルのクリーブランド・ブラウンズとの対戦だ。
【RA】