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コルツQBリチャードソンが脳しんとうで試合序盤に戦線離脱、ベテランのミンシューが途中出場

2023年09月18日(月) 03:47


インディアナポリス・コルツのアンソニー・リチャードソン【NFL】

現地17日(日)、ヒューストン・テキサンズとの一戦に臨んでいたインディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンが脳しんとうのため試合から除外された。

リチャードソンはコルツが14対7でリードしていた第2クオーター序盤、守備陣がフィールドに立っている間にロッカールームに誘導されている。

コルツのオフェンスドライブになると、リチャードソンに代わってベテランQBガードナー・ミンシューが出場。6回のプレーで76ヤードを進めたこのドライブはランニングバック(RB)ザック・モスがエンドゾーンで歓喜して締めくくられた。

今年のドラフト全体4位指名を受けてコルツ入りしたリチャードソンは第2クオーターにフィールドを去るまでに10回のパスを投げて6回成功、56ヤードを記録。ランでも3回のアテンプトで35ヤード、2タッチダウンをマークしている。

リチャードソンがいつ負傷したのかは不明だが、第1クオーター中盤に15ヤードのタッチダウンランを決めた際、後頭部を芝生に強打していたことは分かっている。ただ、そのまま試合に出続けたリチャードソンは次のポゼッションでもタッチダウンランを成功させたものの、テキサンズのファンブルから得た攻撃権だったため、2プレーと短かった。

試合開始早々に2回のタッチダウンランを決めるなど、さらなる活躍が期待されていただけに残念な幕切れだ。リチャードソンは先週に実現したNFL先発デビュー戦で膝の痛みからラスト3プレーに参加しなかったが、シーズン第2週の故障者レポートには記載されていなかった。

【C】