ベアーズDCアラン・ウィリアムズが辞任
2023年09月21日(木) 11:29現地20日(水)、シカゴ・ベアーズは守備コーディネーター(DC)のアラン・ウィリアムズが辞任したと発表した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ウィリアムズは声明で「大変残念ではあるが、シカゴ・ベアーズ・フットボール・クラブの守備コーディネーター(DC)を直ちに辞任することになった」と述べたという。
「自分の健康と家族を大切にするために一歩退こうとしている。シカゴ・ベアーズという豊かな歴史を持つNFLフランチャイズで働く機会を得られたことに感謝している。マッカスキー家は一流で、どこにも引けを取らない。シカゴに来る機会を与えてくれた(ヘッド)コーチのマット・エバーフラスと、ジェネラルマネジャーのライアン・ポールズにも感謝したい。また、ケビン・ウォーレン社長や、コーチ陣、選手たちにも感謝している。私は彼らとの人間関係と仲間意識を大切にしている」
「私はNFLシールドとそれが象徴するものすべてを大切にしている。健康問題に向き合う時間を取った後、また戻ってきてコーチをするつもりだ」
2022年に守備コーディネーターとしてベアーズに加入したウィリアムズは、グリーンベイ・パッカーズとのシーズン初戦に参加した後、前回のタンパベイ・バッカニアーズ戦を欠席。水曜日、辞任発表の前にウィリアムズの雇用状況について報道陣に話すのを拒否したエバーフラスHC(ヘッドコーチ)は、「今は最新情報を持ち合わせていない」と語った。
かつてインディアナポリス・コルツで守備コーディネーターを務めていたエバーフラスHCはバッカニアーズ戦でプレーコールを担当。日曜日にクオーターバック(QB)パトリック・マホームズ率いるカンザスシティ・チーフスと敵地で対戦する際にも“現時点では”そうする予定となっている。
ベアーズは守備コーディネーターがいなくてもやっていけると強調したエバーフラスHCは、スタッフの経験が豊富であることから、それが問題になることはないと見ているようだ。
「ディフェンスには経験豊富な人材がいるから、それが問題だとは思わない」とエバーフラスHCはコメントしている。
ウィリアムズは2001年シーズンからNFLでコーチを務めており、ベアーズに入団する前は2018年から2021年にかけてコルツのディフェンシブバック(DB)コーチを務めていた。
【RA】