クリーブランド・ブラウンズのランニングバック（RB）ニック・チャッブが現地9月29日（金）、シーズン第2週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で痛めた靱帯（じんたい）の修復手術を受け、成功したとチームが30日（土）発表した。

「昨日の手術では内側半月板、半月板と内側側副靱帯を修復した」とブラウンズは声明で述べている。「予想された通り、次の数カ月以内に前十字靱帯を修復するための2度目の手術が予定される。外科医が見込む回復までの推定時間によると、ニックは2024年シーズンのどこかの時点でプレーに復帰できるだろうということだ」

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは9月23日（土）の記事でチャッブの膝のMRI検査を行った結果、思ったよりも明るい見通しで、2024年に復帰できる可能性も出てきたと報じていた。

チャッブはジョージア大学時代に左膝のPCL（後十字靱帯）、MCL（内側側副靭帯／ないそくそくふくじんたい）とLCL（外側側副靭帯／がいそくそくふくじんたい）を断裂したことがある。今回痛めたのと同じ膝だ。

ブラウンズが勝利したシーズン第3週のテネシー・タイタンズ戦ではジェローム・フォードがリードバックを務め、契約したばかりのカリーム・ハントがバックアップとなっていた。

チャッブの回復にはしばらく時間がかかるが、1つ手術が成功したことで4度のプロボウルに選ばれた彼にとって物事は良い方向に進んでいる。

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