コルツRBテイラーが21日間を期限とする練習期間を開始へ、直近のトレード交渉はなし
2023年10月02日(月) 11:11情報筋の話によると、インディアナポリス・コルツのスターランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーが、アクティブ登録を想定した21日間を期限とする練習期間を現地4日(水)にスタートすることが計画されているという。オフシーズンのトレード要請を背景にPUP(故障者)リストに置かれていたテイラーは、手術を受けた足首を完治させたとのこと。
現時点ではコルツと他チームとの間でトレード交渉は行われていないとのことだが、ある情報筋は複数のチームが24歳のテイラーをトレードで獲得し、NFLのトップバックスに並ぶ新契約を結ぶことに興味を持ち続けていると主張している。
新人契約の最終年の年俸が430万ドル(約6億4,368万円)となっている中、テイラーは依然として新契約を望んでおり、コルツはその対応に前向きだ。現在のコルツは2021年にNFLラッシングチャンピオンに輝いたテイラーを練習場に戻し、準備を整えさせることに集中している。
適切なオファーを受ければ、コルツもトレードに前向きなはずだ。しかし、シーズン開幕前にトレードオファーを出していたことで知られる2チームは、今はもう関与していない。グリーンベイ・パッカーズはもはや候補から外れており、マイアミ・ドルフィンズはシーズン開幕前からすでにテイラーのトレードについてコルツと話していなかったという。
21日間の練習期間が始まれば、どのような展開になるかは分からない。コルツはシーズン第8週までにテイラーをアクティブ登録するか、トレードで移籍させることになる。
2022年シーズンの大半で足首のケガに悩まされていたテイラーは、1月に手術を受けた。コルツから契約延長のオファーがなかったことを受けて、テイラーは7月にトレードを要請。8月には数日間チームを離れ、州外で足首の治療を受けた。
ここ数週間、テイラーは毎日のようにコルツの施設でリハビリを行っている。次のステップはフィールドに復帰することであり、それはすぐにでも実現しそうだ。
NFLでの3シーズンを通して、テイラーは3,841ランヤード、トータルタッチダウン36回を記録。2021年にはリーグトップの1,811ランヤード、タッチダウンラン18回をマークした。
【RA】