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チーフスQBマホームズが歴代最速でキャリア通算タッチダウンパス200回を達成

2023年10月02日(月) 13:19


カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Frank Franklin II】

偉大なる選手として前に進み続けるカンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズが、現地1日(日)にまた新たな足跡を残した。

第1クオーターでタイトエンド(TE)ノア・グレイに34ヤードのタッチダウンパスを通したマホームズは、これによってキャリア200回目の記念的なタッチダウンパスを記録している。マホームズはこの数字を、歴代最速で成し遂げた。

チーフスがサンデーナイトにニューヨーク・ジェッツと対戦した試合は、マホームズにとってキャリア84回目の試合だった。マホームズは殿堂入りしたマイアミ・ドルフィンズの元クオーターバックであるダン・マリーノが以前に打ち立てた記録である、89試合でタッチダウンパス200回という記録を塗り替えている。マホームズは偉大な殿堂入り選手を越えており、他には、現在ニューヨーク・ジェッツの故障者リザーブに入っているアーロン・ロジャースが99試合、ペイトン・マニングが106試合、ブレッド・ファーブが107試合でタッチダウンパス200回を達成した。

キャリア2年目の2018年にタッチダウン50回、5,097パスヤードをマークしてNFLを席巻したマホームズは、初めて先発を務めたシーズンに、チーフスというフランチャイズを――そして、NFL界を――永遠に変えてしまった。

マホームズは2020年に、キャリア40試合目でタッチダウンパス100回を達成。これも、他のどのシグナルコーラーよりも速いタイミングでのことだった。

28歳になったマホームズは、決してスピードダウンすることなく、200回という節目に達している。

個人としての栄誉(2度のAP通信NFL MVP)も、チームとしての栄誉(先発としてスーパーボウル優勝2回、AFC東地区タイトル6回)も、見事な記録も、マホームズの成功はすべて、驚きのスピードでやってくる。

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