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歴代記録に迫るサック6回を決めたチャージャーズOLBカリル・マック

2023年10月02日(月) 22:32

ラスベガス・レイダースのエイダン・オコンネルとロサンゼルス・チャージャーズのカリル・マック【AP Photo/Ryan Sun】

ロサンゼルス・チャージャーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックは現地1日(日)まで、今季のサックは0回だった。

しかし、日曜日の試合が終わったとき、マックはNFL記録まであと1回のところに迫っていた。

マックはチャージャーズが24対17でラスベガス・レイダースを下した試合で、目もくらむようなサック6回をマークしている。これは、殿堂入りした故デリック・トーマスが記録した、1試合中に7回という歴代記録まであと1つの数字だった。

マックは1つのNFLゲームでサック6回を記録した、トーマスを含めてわずか5名の選手の1人になった(サック記録がNFLで正式にとられるようになったのは1982年から)。マックの前にこの記録を残したのは、2007年シーズン第4週にフィラデルフィア・イーグルスと対戦したニューヨーク・ジャイアンツのオウシ・ウメニオーラだった。

チャージャーズのヘッドコーチ(HC)であるブランドン・ステイリーは試合後に「彼は1年を通して迫っていた。モンスター級のゲームを3つやって、本当にすぐ近くまで来ていた」と述べ、こう続けている。

「今日、彼はすべてをまとめ上げた。しかし、彼はこの世代でも最も優秀なエッジプレーヤーの1人であり、今もそういう男だ。彼はまだそういう男であり、まさに“俺は今もその男だ”とみんなに示したんだ」

かつて自分をドラフトしたチームであるレイダースと対戦したマックは、負傷したクオーターバック(QB)ジミー・ガロポロに代わってキャリア初先発を果たした新人QBエイダン・オコンネルを脅かした。

マックは素晴らしい個人成績を残した――『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によればタックル10回、QBプレシャー10回、QBヒット7回――のと同様、チャージャーズがレイダースを下して今季の戦績を2勝2敗とする上で重要な役割も果たした。

「彼はわれわれのリーダーの1人だ。あのパフォーマンスはキーナン(アレン)が先週に残したのと同様の、傑作とも言えるものだった。彼はこのゲームのエリート選手の1人で、これまでもずっとそうだったし、プレーしている限り、今後も変わらない」とステイリーHCは話した。

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