ペイトリオッツがチャージャーズCBジャクソンを獲得へ、新人CBゴンザレスがシーズン絶望か
2023年10月05日(木) 00:48ニューイングランド・ペイトリオッツがケガに見舞われたセカンダリーを補強すべく、旧友を呼び戻す。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが事情を知る人物の話を元に現地4日(水)に伝えたところによれば、ペイトリオッツがロサンゼルス・チャージャーズのコーナーバック(CB)J.C.ジャクソンをトレードで獲得するという。ペイトリオッツとチャージャーズは、2025年ドラフトの6巡目指名権と7巡目指名権を交換するとのこと。
ジャクソンのトレードが行われる背景には、新人CBクリスチャン・ゴンザレスが肩を脱臼してシーズン第4週にダラス・カウボーイズに敗れた試合を離脱したことがある。ラポポートは1巡目で指名されたゴンザレスが関節唇を断裂しており、今季の残る試合を欠場する見込みだと報じている。
2018年にドラフト外フリーエージェントでNFLにやってきたジャクソンは、ペイトリオッツのデプスチャート上位へ浮上し、2021年にはプロボウラーになった上、パスディフェンス(23回)でリーグトップに立った。ペイトリオッツとの最後の2シーズンにはインターセプト17回を記録している。
2022年にジャクソンはチャージャーズと5年8,250万ドル(約122億4,200万円)の契約を締結。セカンダリーに欠けているピースを埋める存在だと見られていたジャクソンだが、そうはならなかった。
ジャクソンはチャージャーズヘッドコーチ(HC)ブランドン・ステイリーのスキームにフィットせず、シーズン序盤は負傷に対処することを強いられて、シーズン第6週ではベンチに下げられた。その後、シーズン第7週に膝蓋腱断裂を喫し、残る5試合を欠場。このシーズンはわずか5試合の出場にとどまっている。
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