レイダースQBガロポロが脳しんとうプロトコル終了、マンデーナイトのパッカーズ戦出場へ
2023年10月07日(土) 09:46ジミー・ガロポロがシーズン第5週マンデーナイトフットボールでフィールドに戻ってくる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは現地6日(金)、ラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)ガロポロが脳しんとうプロトコルを脱し、グリーンベイ・パッカーズを迎え撃つホームゲームに出場する道が開けたと報じた。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』が最初に報道したあと、レイダースが程なくしてプロトコル終了を公表した。
ガロポロは自身のステータスについて「気分はいい。いい状態だと思う。みんなはいい練習ができているみたいだね。いいリズムだし、いいテンポだ。今は小さいことを積み重ねるのが大事だから、それに集中する」とコメント。
31歳のガロポロはシアトル・シーホークスに敗れたシーズン第3週の試合に出場していたが、その後に脳しんとうの症状が出たため、プロトコルに入っていた。
ロサンゼルス・チャージャーズと対戦した前週の試合は欠場を余儀なくされ、初先発を果たした新人QBエイダン・オコンネルがパス39回を投げて24回成功、238ヤード、インターセプト1回を記録。レイダースは今季初戦で勝利を飾ったものの、その後は3連敗を喫している。
敗戦した試合に出られなかったことについてガロポロは「きついけど、しょうがない・それを乗り越えて、今はグリーンベイに集中しないと」と報道陣に語った。
健康状態でさえ、ガロポロのレイダースキャリア序盤は不安定だった。パス成功率は68.1%で709ヤード、タッチダウン5回、欠場した試合があるにもかかわらず、インターセプトは6回でリーグトップタイだ。それでも、1勝3敗のレイダースがナイトゲームでの勝利を切望する中、ガロポロが出場可能となればハドルにベテランの存在感を取り戻せる。
不確かなのはガロポロのお気に入りのターゲットが同様に出場できるかどうかだ。ガロポロのターゲットとして43.6%のレシーブ率を誇るダバンテ・アダムスは肩のケガにより今週の練習を2回とも欠席している。
アダムスが欠場となれば、ジャコビ・メイヤーズが主力ワイドレシーバーとなり、ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスがいつも以上に大きな負担を背負うことになるだろう。
アダムスがキャリアで初めて古巣パッカーズとの試合に出場するかどうかは、土曜日の故障者レポートで明らかになるだろう。
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