ラムズWRカップが日曜日のイーグルス戦でシーズンデビューへ
2023年10月07日(土) 17:15クーパー・カップが現地8日(日)にシーズンデビューする。
ハムストリングを痛めて最初の4週を休んでいたワイドレシーバー(WR)のカップだが、4日(水)に練習に戻っており、ホームでのフィラデルフィア・イーグルス戦でプレーする予定だとヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイが6日(金)に記者団に語った。
カップは出場予定かと聞かれたマクベイは「そうだ」と答えた。「次の48時間で状況が変わらない限りはね」
カップはまだ故障者リザーブ(IR)入りしているため、これからアクティブ登録される必要がある。
そうなれば、12試合連続で欠場していた第56回スーパーボウルのMVPにとっての復帰試合となる。
「クーパーらしくなっていた。いいことだよ」と金曜日にマクベイは語っている。「こうした練習の場ではゲームのシミュレーションを本格的にすることはできない。だが、彼はとてもくつろいでいるし、入念で、よく動き回っている。彼とマシュー(スタッフォード)の関係も良く、ノンバーバルコミュニケーションがよく取れている。そこにいるだけで促進剤になるよ」
復帰の舞台となるSoFiスタジアムは先述のスーパーボウルでラムズが優勝した場所でもある。それから日曜日までの間はカップにとってタフな道のりだった。
昨年は足首を痛めてIR入りし、後半8試合を欠場してシーズンを終えた。今シーズンもトレーニングキャンプ中に厄介なハムストリングの問題が起き、一時は順調に回復しているように見えたが、また悪化してしまったため、IRで開幕を迎えることになった。
現在30歳のカップは2021年に魔法のようなシーズンを過ごした。レシーブ145回、1,947ヤード、タッチダウンキャッチ16回でNFL首位に立ち、トリプルクラウンを達成した。2022年は途中で終了となったが、それでもキャッチ75回、812ヤード、タッチダウン6回でラムズをリードしている。
これから、4勝0敗のイーグルスと2勝2敗のラムズという過去2年のNFCチャンピオン同士の対決でシーズンデビューするカップ。その復帰への期待も高まるが、同時に、これはクオーターバック(QB)スタッフォードがカップと話題のルーキーWRプカ・ナクアの2人に投げる初めての試合でもある。
ラムズのレシーブ陣は健康になり、よりエキサイティングになった。
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