宣言通り、ケニー・ピケットは現地8日（日）のAFC北地区同士のヘビー級バトルにクオーターバック（QB）として参戦することになった。

ピケットはシーズン第4週に膝の打撲で退場し、試合にも敗れていた。しかし、6日（金）の公式故障者報告にスティーラーズのクオーターバック（QB）の名前はなく、ライバルのボルティモア・レイブンズと戦う日曜日の試合でプレーできそうだ。

4日（水）にピケットは“日曜日までには出られるようになる”と話しており、水曜日には制限付きだった練習も木曜日と金曜日はフル参加となり、今週すべての練習に加わっていた。

30対6で敗れたシーズン第4週のヒューストン・テキサンズ戦、第3クオーター終盤にピケットはサックによって負傷した。その後すぐさま除外されたが、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロは月曜日にピケットが短期間休むかもしれないが、今週プレーするためのドアは開かれていると報告していた。2勝2敗のスティーラーズが、3勝1敗で地区首位のレイブンズを迎え撃つ試合でそれは実現する。だが、ピケットの健康状態にかかわらず、ここまでの4試合でスティーラーズの攻撃は調子がいいとは言えない状態だ。

オフェンスの今季獲得ヤードランキングは29位で、ピケットはパスで803ヤード（試合平均200.8ヤード）を投げ、タッチダウン4回、インターセプト4回という成績だ。

ルーキーイヤーにピケットはレイブンズ相手に2回先発して1勝1敗となっている。初めての対戦時にはパスアテンプトがわずか1回で脳振とうを起こして離脱したまま戻ってこなかった。結果は16対14で負けている。雪辱の機会は1月1日（日）に訪れ、16対13で勝利を飾った。

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