現地15日（日）、シカゴ・ベアーズは2つの大きな痛手を負った。1つは試合に敗れたこと。そして、もう1つは先発クオーターバック（QB）を失ったことだ。

ベアーズが19対13でミネソタ・バイキングスに敗れた試合で、QBジャスティン・フィールズが投球側の手を負傷して途中離脱した。

試合後、ベアーズのヘッドコーチ（HC）マット・エバーフラスはフィールズの右手について、X線検査では異常が見られなかったことと、月曜日にMRI検査を受ける予定であることを明かしている。

第3クオーターにサックを受けた後、フィールズは自分の手をつかんだままロッカールームへと向かった。当初は復帰がクエッショナブルとされていたフィールズだが、すぐに試合から除外されている。ベアーズファンはケガの程度についての詳しい情報を待っている状態だ。

フィールズの代わりに次のポゼッションでフィールドに立ったのはドラフト外QBタイソン・ベージェント。このとき、ベアーズは12対6で相手を追いかけている状況だった。ベージェントは後半に痛恨のインターセプトを喫したが、ピンチに陥っている状況でのパフォーマンスとしては全体的に良好だったと言え、パス14回中10回を成功させて83ヤード、タッチダウンラン1回を記録している。

前の2試合で合計8回のタッチダウンを決めていたフィールズだが、今回の試合ではパス10回中6回成功で58ヤードという記録にとどまった。また、タッチダウンが0回だったのに対してインターセプト1回を喫している。ランに関してはキャリー8回で46ランヤードを稼いだ。

【RA】