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セインツ戦への出場を楽観視するジャガーズQBローレンス、「試合に出るためにできる限りのことをする」

2023年10月18日(水) 11:50


ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【AP Photo/Ian Walton】

2021年シーズンを前にデュバルにやってきたジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスは、キャリアを開始してから40試合連続で先発出場してきた。

ローレンスが41試合連続で先発を務めることはできるのだろうか? それはジャガーズが現地19日(木)夜に敵地で臨むニューオーリンズ・セインツ戦を前にして、多くの人々から疑問視されていることだ。

ローレンスは火曜日に報道陣に対し、フィールドに立つために全力を尽くすと語ったが、セインツ戦に出場するかどうかは試合当日に判断される可能性が高い。

「楽観的ではあるけど、もちろん、木曜日に判断を下さないといけない。話はそこからだ。今日はそれをする日じゃない」とローレンスはコメントしている。

日曜日に勝利したインディアナポリス・コルツ戦で、ローレンスは左膝を痛めた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが月曜日に伝えたところによると、ローレンスは重傷を回避したと判断された後、日々の経過観察の対象になっているという。

ローレンスはまさに1日1日を大切に過ごしている。火曜日の練習で限定参加とされていたローレンスは、快方に向かっていると考えているようだ。

「試合に出るためにできる限りのことをするつもりだ。今日は思っていたよりもずっといい感じだったから、自分の回復具合を気に入っている。木曜日に出られるように全力を尽くすつもりだ」とローレンスは話している。

ローレンスは装具を身につけながらキャリアで初めて膝のケガに対処しており、本人はそれが「さらなる課題になっている」と明かしている。ローレンスはケガを抱えながらプレーすることに慣れていないわけではなく、昨シーズンもつま先のケガで何週間もクエッショナブルとされていたが、最終的には1試合も欠場しなかった。24歳のローレンスはまだNFLキャリア3年目だが、毎週日曜日――今回の場合は木曜日――に出場することに誇りを持っている。

「キャリアを通して1試合も逃していない。もちろん、俺はまだ3年目だけど、そのことに大きな誇りを持っている」と言うローレンスは次のように続けた。「俺にとって大きな意味があるのは、ただ試合に出場すること。まあ、1つは出場することだけど、チームのために良いパフォーマンスを発揮できると分かっていることも大事だ。それができなきゃ誰の役にも立てないからね。だから、それも自分に問いかけないといけない」

4勝2敗のジャガーズと3勝3敗のセインツが対決する試合にローレンスが出場できない場合は、C.J.ビーサードが代役を務めることになる。

ローレンスはビーサードについて「彼は毎週、先発選手のように準備している。彼は常にその機会に備えている」と語った。

ビーサードはキャリアで12試合に先発出場しているが、2021年にジャガーズに加入してからは一度も先発していない。

とはいえ、現時点ではまだローレンスがセインツ戦に出場するかどうかは決められておらず、そうした中でローレンスは41試合連続先発出場を達成するためにできることを続けている。

「プレーできる状態になるためにできることをすべてやっている」と強調したローレンスは「あと数日でどうなるだろうな」とつけ加えた。

【RA】