シーズン第6週の最優秀選手賞にライオンズQBゴフ、ドルフィンズRBモスタートなど
2023年10月20日(金) 12:41リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第6週のトップ選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ラヒーム・モスタート(RB/マイアミ・ドルフィンズ)
今のマイアミ・ドルフィンズやランニングバック(RB)ラヒーム・モスタートはもはや誰にも止められない。ベテランのモスタートはドルフィンズがカロライナ・パンサーズに42対21で勝利した現地15日(日)の試合でも、132スクリメージヤードとタッチダウン3回という活躍ぶりを見せた。モスタートは地上戦で115ラッシングヤードと2得点をあげた上、パスゲームでは3ヤードのタッチダウンを含む3回のキャッチで17ヤードを獲得している。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジャレッド・ゴフ(QB/デトロイト・ライオンズ)
クオーターバック(QB)のジャレッド・ゴフは2023年シーズンも好調を維持しており、NFC北地区で首位に立つデトロイト・ライオンズは日曜日に、20対6で予想通りタンパベイ・バッカニアーズを下している。ゴフは44回中30回のパスを成功させて353ヤードを積み上げ、タッチダウンを2回決めながらインターセプトを喫することなく、パサーレーティングは107.5を記録した。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ブレイク・キャッシュマン(LB/ヒューストン・テキサンズ)
ラインバッカー(LB)のブレイク・キャッシュマンはヒューストン・テキサンズが20対13でニューオーリンズ・セインツに勝利した試合でフィールドを駆け回った。キャッシュマンがタックル15回、パスブレイクアップとタックルフォーロスを2回ずつ決めた試合で、テキサンズは相手にタッチダウンを1回しか許していない。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジョーダン・ヒックス(MLB/ミネソタ・バイキングス)
ミネソタ・バイキングスとシカゴ・ベアーズによるNFC北地区内の対戦は、オフェンスが火花を散らすかと思われたが、実際はディフェンスの熱戦が繰り広げられた。中でも42ヤードのファンブルリターンをタッチダウンにつなげて、バイキングスの19対13での勝利を決定づけたミドルラインバッカー(MLB)ジョーダン・ヒックスの活躍がひと際目立った。このプレーに加え、ヒックスはタックル10回とインターセプト1回も決めている。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ダスティン・ホプキンス(K/クリーブランド・ブラウンズ)
日曜日にクリーブランド・ブラウンズがサンフランシスコ・49ersに19対17で逆転勝利したのは、ディフェンスの活躍によるところが大きかったが、スペシャルチームも大きな役割を果たしている。とりわけキッカー(K)のダスティン・ホプキンスは決勝点となる29ヤードのフィールドゴールを含む13得点をあげてクリーブランドの勝利に貢献している。ホプキンスは雨が降っていたにもかかわらず、5回のアテンプトの内、50ヤードのキックを含む4本のフィールドゴールを成功させ、エクストラポイントも1本決めている。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイミソン・クラウダー(WR/ワシントン・コマンダース)
日曜日にワシントン・コマンダースがアトランタ・ファルコンズを24対16で下した試合の立役者はワイドレシーバー(WR)ジェイミソン・クラウダーだった。試合序盤でコマンダースはファルコンズにリードされていたが、クラウダーが61ヤードのパントリターンで敵陣11ヤードラインまで迫った。その3プレー後にコマンダースは逆転し、そこから一度もリードを譲らなかった。クラウダーがリターンを決めたのはこの1本だけだったが、試合に大きな影響を及ぼしている。
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