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ジャイアンツに敗れて激怒するコマンダースDLアレン、「完全にやられた」

2023年10月24日(火) 13:12

ワシントン・コマンダースのジョナサン・アレン【NFL】

ワシントン・コマンダースのディフェンシブラインマン(DL)ジョナサン・アレンは、現地22日(日)に実施されたニューヨーク・ジャイアンツ戦で14対7で敗れたことを振り返り、怒りをあらわにした。

アレンは『NBC Sports Washington(NBCスポーツ・ワシントン)』のJP.フィンレイに「完全にやられた。それだけだ。もっと良くならないといけない」と話している。

日曜日の試合でクオーターバック(QB)タイロッド・テイラー率いるジャイアンツに14対0というリードを許し、その後になっても追いつけなかったコマンダースの敗因について、アレンは罵り言葉を交えて熱弁を振るった。

「・・・俺たちの集中力が欠けていたと思う。細部への注意が欠けている。試合の序盤から速く動き出せず、後半戦で乗り越えられないほどの大きな穴を自ら作り出してしまっている」

日曜日に敗れたことで、コマンダースはジャイアンツとの過去10戦で7敗目を喫した。2023年の直近の5試合で4敗を喫するなど、ここ数シーズンで繰り返されるつまずきに苛立ちを覚えるかと尋ねられたアレンは、こう応じている。

「すごくイライラする。このひどい状況にはもううんざりだ。もう耐えられない。同じようなひどい状況が7年も続いている。もう本当にうんざりする」と続けている。

元ドラフト1巡目指名選手であるアレンは、2021年に高額な長期契約を結んでおり、過去7シーズンの間、コマンダースというジェットコースターに乗ってきた。日曜日の敗北は、その中でも散々なものだった。

今季に前半で得点を決めたことがなかったジャイアンツに対し、ワシントンはそれを許してしまった。オフェンスはうまく機能せず、前半はポゼッション8回で31ヤード、スリーアンドアウト6回、インターセプト1回という結果となり、14対0でハーフタイムを迎える。後半、コマンダースは第3クオーター序盤にタッチダウンを決めて立て直してきたものの、オフェンスはレッドゾーンで2回も失速し、ディフェンスは時間をかけたジャイアンツのドライブを許してしまう。

アレンのコメントは、オフシーズンに新オーナーシップの下で変更が行われる場合に残ることを望んでいるヘッドコーチ(HC)ロン・リベラ、チームスタッフ、そして選手たちに良い影響を与えない。コマンダースのリミテッドオーナーの1人は、日曜日のゲームについてこう評価している。

「わがコマンダースがニューヨーク・ジャイアンツに14対7で敗れ、がっかりしている。NFLで7点しか取れないと勝つのは難しい」

アレンにとって、今シーズンはチームが今後どう対応するかにかかっている。

アレンは「気持ちを切り替えて、フィラデルフィアとの対戦に備えよう」とシーズン第8週の対戦相手について語った。

【KO】