ライオンズWRジョーンズがチームを離れることを発表、直後にリリースされる
2023年10月25日(水) 11:34現地24日(火)、デトロイト・ライオンズのワイドレシーバー(WR)マービン・ジョーンズが家庭の事情によりチームを離れることを発表した。ジョーンズはその直後にライオンズからリリースされたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じている。
ジョーンズは『Instagram(インスタグラム)』に次のように投稿している。
「手短に言うと、俺は家庭の問題を解決するためにチームを離れることにした。簡単な決断ではなかったが、俺は遠く離れた家族の面倒を見ながら、このチームのために必要な人間や選手であり続けることができないと思った」
ジョーンズはシーズン第7週にボルティモア・レイブンズに敗れた試合で今季はじめてインアクティブとなった。
ジョーンズは今年の春に1年300万ドル(約4億4,952万円)の契約にサインし、NFLで12年目のシーズンを再びライオンズで過ごすことになった。しかしながら、ベテランのジョーンズの生産性は低く、10回のターゲットで5回のレシーブと35ヤードを記録したのみで、タッチダウンは決めていない。WRアモン-ラ・セント・ブラウンがリーグトップクラスの若手ワイドアウトとして頭角を現し続ける中、ジョーンズはターゲット数で負傷中のランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーとチーム内同率7位につけている。ルーキータイトエンド(TE)のサム・ラポルタも即戦力になれることを証明し、レシーバーのカリフ・レイモンドとジョシュ・レイノルズは予想外の活躍を見せ、出場停止処分を科されていたジェイムソン・ウィリアムズも復帰している。
ジョーンズは引退の可能性については触れていないが、33歳の彼にとってこれが最後になるとすれば、2012年のNFLドラフト5巡目でシンシナティ・ベンガルズに指名されてから、かなり充実したキャリアを送ったことになる。
ジョーンズはベンガルズに4シーズン在籍し(1シーズンは故障者リザーブ)、2017年から2020年までライオンズでプレーした後、2021年と2022年のシーズンをジャクソンビル・ジャガーズで過ごした。今年再びモータウンに戻ったジョーンズは合計6シーズン近くをライオンズの一員としてプレーしている。
ジョーンズはキャリア通算で151試合に出場、118試合に先発し、キャッチ547回で7,421ヤードとタッチダウン58回を記録している。
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