49ersのQBパーディーが脳しんとうプロトコルに
2023年10月26日(木) 08:50サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーが月曜日に実施された試合の後に脳しんとうのような症状を発し、リーグの定めるプロトコル下に置かれたと、ヘッドコーチ(HC)のカイル・シャナハンが現地25日(水)に報道陣に明かした。
パーディーは49ersがミネソタ・バイキングスに22対17で敗れた試合の最後までプレーしており、これまでの見事なキャリアの中で最もパフォーマンスが低迷したこの試合で、2回のインターセプトを喫していた。最初に脳しんとうのような症状が見られたのは本拠地へ戻る飛行機の中で、これを受けてプロトコル下に置かれることになったと、シャナハンHCは水曜日に説明している。
パーディーが日曜日に組まれたシンシナティ・ベンガルズ戦に出場できない場合、ベテランのバックアップであるサム・サーノルドが先発する見通しだとシャナハンHCは語った。
『Fangirl Sports(ファンガール・スポーツ)』のトレイシー・サンドラーによれば、シャナハンHCは「サムのことは、NFLで共にプレーしたことのない選手としてはこれ以上ないくらい信頼している」と述べたという。
ダーノルドはプレシーズンのキャンプで元ドラフト全体3位指名選手であるトレイ・ランスとの競争に勝ち、バックアップの座を手に入れていた。ランスはサンフランシスコの3番手クオーターバックにとどまることなく、トレードでダラス・カウボーイズに移っている。サンフランシスコはダーノルドにとってキャリアで3つ目のチームであり、2018年にニューヨーク・ジェッツに全体3位で指名された後、カロライナ・パンサーズでキャリアを立て直そうとしたものの、それが叶うことはなかった。
サンフランシスコに移ってからはスポットライトの当たらない場所で仕事に励んできたダーノルドは、高く評価されるパーディーのバックアップとして練習の場でシャナハンHCのオフェンスを取り込み、実行してきた。パーディーが日曜日に出場できない場合、ダーノルドはサンフランシスコで今までより良い位置にいることを証明するチャンスを手にするだろう。
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