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レイダースQBガロポロ、ライオンズと対戦するMNFに出場へ

2023年10月29日(日) 07:11


ジミー・ガロポロ【AP Photo/John Locher】

ジミー・ガロポロがシーズン第8週の出場に向けて準備を整えている。

ラスベガス・レイダースのヘッドコーチ(HC)ジョシュ・マクダニエルズは現地28日(土)に開いた記者会見で、クオーターバック(QB)ガロポロがデトロイト・ライオンズと対戦するマンデーナイトフットボールに向けて「準備ができている」と明かした。

「少し活力を出していると思う。他のみんなとほぼ同じ。先週はプレーしていないが、彼はチームを正しい方向に進ませ、これまであまりできていなかったことをもっとうまくやれるようにしたいと思ってくれている。素晴らしいリーダーシップを持ち、練習では良いエネルギーがあり、実行力に優れ、全員と取り組み、集中力を必要なところに集中させ、いい時間を積み重ね、レッドゾーンで締めくくれるような良い1日を過ごせるように、得点圏での対応に注力している」と述べたマクダニエルズHC。

背中を痛めているガロポロは今週の練習を休んでおらず、金曜日の練習にはフル参加して土曜日のセッションに臨んだ。シーズン第6週に痛めた背中のケガが理由で欠場するのは1試合で終わりとなりそうだ。即時の病院行きが必要なほど深刻なケガではなかったものの、背中痛によってガロポロは2023年シーズンで2度目の欠場を余儀なくされた。

先週のシカゴ・ベアーズ戦はブライアン・ホイヤーが先発するも、ベテランバックアップQBのホイヤーはガロポロ不在のレイダースオフェンスの苦境を継続させる格好となった。ジミーGことガロポロのいない2試合で、レイダース攻撃陣は1試合平均249.1ヤード、14.1得点でいずれも敗戦を経験している。

ガロポロの存在がレイダースを不動のものにするというわけではないが、それでも、ガロポロはオフェンスに安定感をもたらす。ガロポロは5試合でパス成功率68%(147回中100回成功)、1,079ヤード、タッチダウン7回、インターセプトはリーグ最多の8回を記録し、チームの戦績は3勝2敗だ。

競争の激しいAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で浮上する可能性をつかみたいレイダース(3勝4敗)にとって、マンデーナイトフットボールに向けてガロポロが復帰することはタイムリーと言えよう。好調のライオンズ(5勝2敗)は勝ち負けをイーブンに持ち込もうとするレイダースに脅威となるだろうが、オフェンスはクリーンな健康手形でシーズン中盤のターニングポイントを見据えている。

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