ジャイアンツQBジョーンズに接触の許可、シーズン第9週に復帰の見込み
2023年10月31日(火) 09:44首を負傷しているニューヨーク・ジャイアンツのクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズは、シーズン第9週に復帰できるようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地30日(月)に報じたところによると、ジョーンズが接触を許可されたという。これにより、ジョーンズはラスベガス・レイダース戦での復帰が可能になっている。ジョーンズはこの日曜日に行われ、延長戦の末に敗れたニューヨーク・ジェッツ戦の前に診断を受けていた。
月曜日、ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールはジョーンズに許可が下りたことと、今週の練習にフル参加する見込みであることを明らかにした。ダボールHCは報道陣に対し、ジョーンズは日曜日にジェッツ戦が実施される前に医師と面談し、許可を得たとも話している。
第一報を伝えたのは『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』のライアン・ダンリービーだ。
シーズン第5週に首を痛めたジョーンズはこの3試合を欠場。NFLネットワークのイアン・ラポポートとトム・ペリセロは週末に、ジョーンズは左側(投球側ではない)の筋力が著しく低下しており、それが長期欠場につながったと報じていた。ジョーンズは改善傾向を見せていたものの、ジャイアンツはジョーンズが完全に健康な状態になってから復帰を許可したいと考えていたようだ。
ジョーンズが欠場していた3試合では、バックアップのタイロッド・テイラーが先発を務めていた。しかし、テイラーは前回のジェッツ戦で肋骨を痛めて途中離脱し、さらなる検査のために地元の病院に搬送されている。ダボールHCは月曜日に報道陣に対し、テイラーはまだ退院していないが、まもなく退院することが期待されていると明かした。また、『The Athletic(ジ・アスレチック)』によると、ダボールHCはチームが今週中にクオーターバックをもう1人追加する可能性は「間違いなくある」とつけ加えたという。
ドラフト外ルーキーのトミー・デヴィートは日曜日にNFLデビューを飾った。雨が降る中、ジャイアンツがデヴィートに多くを求めることはなく、デヴィートはパス7回中2回成功でマイナス1ヤード、キャリー4回で12ヤードを記録。また、ランでこの試合におけるチーム唯一のタッチダウンを決めた。
ジョーンズの復帰が見込まれる中、2勝6敗のジャイアンツは次戦でレイダースと対決する。
【RA】