ビルズがFAのRBレナード・フォーネットと練習生として契約
2023年10月31日(火) 10:32“バッファロー・レニー”が始動する。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが代理人を通じて報じたところによると、フリーエージェント(FA)のランニングバック(RB)レナード・フォーネットが身体検査に合格し、練習生としてバッファロー・ビルズに加入するという。
“プレーオフ・レニー”の愛称で親しまれているフォーネットは、過去3シーズンをタンパベイ・バッカニアーズで過ごし、2020年シーズンはバッカニアーズのロンバルディトロフィー獲得に貢献した。フォーネットは2022年シーズンにキャリー189回で688ヤード、タッチダウン3回を記録し、さらにレシーブでは73回で523ヤード、タッチダウン3回を記録している。
バッカニアーズは今オフシーズンにフォーネットを放出していた。
28歳のフォーネットは、現在486ヤードのラッシングでリーグ8位の記録を持つRBジェームス・クックと、レッドゾーンでの主要なターゲットであり、ショートヤーデージで活躍するベテランのRBラタビアス・マレーが率いるビルズのバックフィールドに加わる。クックが爆発力とプレーメイキングの能力の高さを見せているが、チームは2年目のクックに多くの仕事量を任せようとはしておらず、パスの状況ではパスプロテクションの問題から彼をフィールド上から外している。
フォーネットはキャリアの大半において効率的なRBではなかったが、鋭い判断力をもってビルズのバックフィールドにデュアルスレット能力をもたらすことができる。ビルズはオフシーズンにRBナイヒーム・ハインズをケガで失って以来、RBスポットからの一貫性あるレシーバーを欠いていた。また、デイミアン・ハリスの首のケガもチームがRBの補強を求める理由になっていた。
【AK】