リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第8週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。

AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）オフェンス部門週間最優秀選手
ジョー・バロウ（QB／シンシナティ・ベンガルズ）
現地29日（日）にシンシナティ・ベンガルズがサンフランシスコ・49ersを31対17で下した試合で、クオーターバック（QB）ジョー・バロウは本来の才気あふれる投球を取り戻していた。最後まで正確性を維持したバロウはパス成功率87.5％という驚異的な数字を叩き出し、32回中わずか4回しか失敗していない。この日は合計283ヤードを投げてタッチダウン3回、インターセプト0回を記録し、自らの足でも43ヤード稼いでいる。

NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）オフェンス部門週間最優秀選手
ジェイレン・ハーツ（QB／フィラデルフィア・イーグルス）
NFC東地区内の激戦となった日曜日、ワシントン・コマンダースに38対31で勝ったのはQBジェイレン・ハーツとフィラデルフィア・イーグルスで、ダイナミックなプレーを見せたハーツは見事にチームを勝利へと導いた。ハーツは38回のパスアテンプトの内76.3％を成功させ、319ヤードとタッチダウン4回を積み上げ、インターセプトなしでパサーレーティング135.7をマークしている。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジャスティン・シモンズ（FS／デンバー・ブロンコス）
デンバー・ブロンコスで8シーズン目を迎えるフリーセーフティ（FS）のジャスティン・シモンズは、カンザスシティ・チーフス相手に勝利を味わったことがなかった。だが、日曜日にデンバーが24対9でチーフスを倒したことでそれは変わり、シモンズは勝利に大きく貢献している。この番狂わせの立役者となったブロンコスの守備陣の中でも突出していたシモンズは、タックル2回、インターセプトとファンブルリカバリーを1回ずつ決めている。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
フランキー・ルブ（LB／カロライナ・パンサーズ）
カロライナ・パンサーズはディフェンスを固めることで日曜日にヒューストン・テキサンズを15対13で破り、今シーズン初勝利をあげた。ラインバッカー（LB）フランキー・ルブが守備陣をけん引し、タックル12回、タックルフォーロス2回、ブレイクアップ2回とサック1回を記録している。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
トーマス・モーステッド（P／ニューヨーク・ジェッツ）
ニューヨーク・ジェッツが延長戦の末に13対10でニューヨーク・ジャイアンツに勝利した日曜日の試合では何度もパントが行われ、その度にパンター（P）トーマス・モーステッドによる素晴らしい活躍が見られた。モーステッドのパント回数はなんと11回で、1回平均48.1ヤード（合計43ヤードのゲイン）を記録し、うち3回は敵陣5ヤード以内に着地させている。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ブランドン・オーブリー（K／ダラス・カウボーイズ）
日曜日にダラス・カウボーイズがロサンゼルス・ラムズに43対20で大勝した試合で、カウボーイズはオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのすべてにおいて最高のパフォーマンスを発揮した。キックにおいてはキッカー（K）ブランドン・オーブリーがひと際目立ち、7回すべてのキックを成功させて11得点をあげている。オーブリーは5回のエクストラポイントをすべて決め、58ヤードを含む2本のフィールドゴールを成功させた。

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