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親指負傷のラムズQBスタッフォードはパッカーズ戦欠場の見込み、代わってリピンが先発へ

2023年11月05日(日) 16:52


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Julio Cortez】

クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが右の親指を痛めているため、ロサンゼルス・ラムズはブレット・リピンにシーズン第9週の望みを託さなければならなくなった。

スタッフォードは欠場の見込みで、グリーンベイ・パッカーズとの試合ではリピンが先発すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地4日(土)、情報を伝えた。

リピンはラムズがダラス・カウボーイズに敗れたシーズン第8週の試合で、右の親指のUCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を捻挫したスタッフォードと交代した。ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは10月30日(月)に、今週の練習に参加しなかったスタッフォードに関して、日々経過を観察すると発表していた。日曜日の後にバイウイークを控えているラムズは、スタッフォードの欠場が1試合だけになることに望みをつなぐつもりのようだ。

ここまでの8試合でスタッフォードは2,070ヤードを投げてタッチダウン8回、インターセプト7回を記録している。数字的には決して目を見張るものではないが、スタッフォードのベテランらしい巧みなパスは彼の持ち味だった。そのため、ラムズにとっては大きな痛手となる。

先週のカウボーイズ戦で10回中5回のパスを成功させて42ヤードを獲得し、タッチダウンとインターセプトは0回だったリピンが先発するのは、昨年のデンバー・ブロンコスでのシーズン第15週以来となる。この時はアリゾナ・カーディナルス相手に勝利を収めた。

2019年にドラフト外フリーエージェントとしてブロンコスでキャリアをスタートしたリピンは、9試合で820パスヤード、タッチダウン4回とインターセプト8回という成績を残している。27歳のリピンは先発としては2勝1敗で、日曜日の対戦相手となる25歳のジョーダン・ラブとそれほどかけ離れてはいない。ラブは先発で2勝6敗だ。

3勝5敗のラムズは日曜日に2勝5敗のパッカーズのホームで試合に臨む。

【M】