バッカニアーズQBウィンストン、けがはあっても「気分は上々」
2016年11月04日(金) 21:59NFLキャリアが波に乗り始めていたジェイミス・ウィンストンだったが、43対28で敗れたサーズデーナイトのアトランタ・ファルコンズ戦で第4クオーター終盤に膝を傷め、勢いは一時ストップしてしまった。
タンパベイ・バッカニアーズ2年目のクオーターバック(QB)は、2ポイントコンバージョンの際にコーナーバック(CB)のジェイレン・コリンズから強烈なヒットを浴びてしまう。場面は第4クオーターでファルコンズが20ポイントリードしていた。その後ウィンストンが試合に戻ることはなかった。
しかし、幸いにもウィンストンの欠場は長引くことなく、来週には戻ってこられそうだ。
「気分は最高だ。最高の気分だよ」と試合後彼は記者団に語っている。ヘッドコーチ(HC)のダーク・コッターも、ウィンストンから同様の言葉を聞いたと証言した。
コリンズのヒットを食らったウィンストンは左肩にも相当な痛みを感じているはずだ。直ちにクエッショナブル入りしたウィンストンに代わり、最後の5分はバックアップのQBマイク・グレノンが出場した。
ウィンストンはバッカニアーズの有力選手として、もっと自分の身を守るすべを学ぶべきだろう。彼は第8週にもオークランド・レイダースのラインバッカー(LB)ペリー・ライリーからゴールラインで似たような強烈な一撃を受けている。
バッカニアーズの中でけがのために退場を強いられたのはウィンストンだけではない。NFLの今季キャッチ・オブ・ザ・イヤーではないかといわれるプレーを見せたワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスも終盤に脳振とうの審査を受けるために離脱しており、試合後も観察下に置かれている。
エバンスは、コーナーバック(CB)のデズモンド・トゥルファントと第2クオーターまで激しくやり合っていた。トゥルファントが肩のけがで退場すると、エバンスは残ったファルコンズのディフェンシブバック(DB)勢に襲いかかり、レシーブ11回でタッチダウン2回、150ヤードを獲得している。
ウィンストンはけがをしてフィールドの外に出てからも動きには問題がなさそうだった。彼は第10週のシカゴ・ベアーズ戦には復帰できると考えられているが、エバンスについてはゴーサインをもらう前に脳振とうプロトコルの審査にパスする必要があるだろう。