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バイキングスQBホールがファルコンズ戦で脳しんとうに

2023年11月06日(月) 09:25


ミネソタ・バイキングスのジャレン・ホール【AP Photo/John Bazemore】

現地5日(日)、負傷したカーク・カズンズの代役としてキャリア初先発を果たしたミネソタ・バイキングスの新人クオーターバック(QB)ジャレン・ホールが、31対28でバイキングスが勝利したアトランタ・ファルコンズ戦の第1クオーターに脳しんとうを起こした。

第3ダウンのゴールラインまであと数ヤードというプレーでスクランブルした際に激しいヒットを受けたホールは、そのプレーの後にサイドラインに下がるのに手助けを必要としていた。その後、ホールはすぐに試合から除外され、ジョシュア・ドブスが司令塔を引き継いでいる。ドブスは数日前のトレード期限当日にアリゾナ・カーディナルスからトレードされてバイキングスに加入したばかりだった。

リリーフとして素晴らしい活躍を見せたドブスは、パス30回中20回を成功させて158ヤードを稼ぎ、試合終了まで残り22秒の時点ではワイドレシーバー(WR)ブランドン・パウエルに6ヤードのタッチダウンパスを通すなどして勝利に貢献している。

バイキングスは試合の前半にワイドレシーバーのK.J.オズボーンも脳しんとうで失った。ドブスが負傷した場合の緊急QBとされていたランニングバック(RB)キャム・エイカーズも、後半に見舞われた足首のケガが原因で試合から除外されている。ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは試合後に報道陣に対し、チームはエイカーズがアキレス腱を痛めたのではないかと懸念していると明かした。

2023年ドラフト5巡目指名を受けたブリガムヤング大学(BYU)出身のホールは、カズンズが10月29日にアキレス腱を負傷して今季の残る試合を欠場することが決まった後、先発を担うことになった。

ホールはファルコンズ戦で、負傷する前にパス6回中5回成功で78ヤードを記録したほか、ランでも追加のヤードを稼いでいる。

【RA】