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ハムストリング負傷のベンガルズWRヒギンズはテキサンズ戦欠場の見込み

2023年11月10日(金) 09:49


シンシナティ・ベンガルズのティー・ヒギンズ【NFL】

シンシナティ・ベンガルズは調子を上げていたかもしれないが、ワイドレシーバー(WR)陣から負傷者が出ていることで、戦力不足が予想されている。

現地8日(水)に行われた練習でハムストリングを痛めて木曜日の練習を欠席したWRティー・ヒギンズが、日曜日に組まれているヒューストン・テキサンズ戦を欠場する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。

ラポポートによると、ヒギンズは今後、週ごとに評価されるという。

去る日曜日に行われたバッファロー・ビルズ戦で背中を強打したWRジャマール・チェイスも、依然として動きが鈍いままだが、次の試合から除外されたわけではない。木曜日に制限付きで練習に参加したチェイスは、MRI検査を受けてから“日ごとの観察”になっていると報道陣に明かした。

今シーズン、肋骨のケガで出遅れたヒギンズは、これまでにキャッチ27回で328ヤード、タッチダウン2回を記録している。ビルズ戦では8回のキャッチで今季最多の110ヤードを獲得した。

一方のチェイスは前回の試合でケガを押してプレーしたものの、キャッチ数は今季最少の4回に抑えられた。チェイスはこれまでにキャッチ64回、697ヤード、タッチダウン4回を記録しており、現時点でベンガルズのレシーバーとしてトップの成績を収めている。

ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウはヒギンズとチェイスのどちらかが欠場した状態で試合に臨むことはあったが、同じ試合で両者を欠くことはなかった。シーズン序盤にふくらはぎの痛みを抱えながらプレーして苦戦していたバロウだが、この4試合ではパス成功率75.8%、タッチダウンパス10回を記録してチームを4連勝に導くなどして調子を取り戻している。

ベンガルズはパスゲームを強みとしているが、ヒギンズを失えば――さらに、チェイスを失う可能性もある――問題は複雑になるだろう。いずれにせよ、3番手WRであるタイラー・ボイドは幅広くプレーすることになるはずだ。ベンガルズは他にトレントン・アーウィンやアンドレイ・アイオシバスを擁している。また、この1週間で故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録されたチャーリー・ジョーンズも出場可能な状態だ。

【RA】