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100%にならなければ戻らないと、日々の経過観察をするバイキングスWRジェファーソン

2023年11月10日(金) 12:36


ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソン【NFL】

そのキャリアで初めて、ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンは1カ月分のアクションを制限されている。ハムストリングの負傷によって故障者リザーブに置かれているジェファーソンは、いつ復帰できるかについてまだ確信を得ていない。

バイキングスのスターレシーバーであるジェファーソンは、現地9日(木)に自身のステータスについて報道陣と話しており、その際の調子はあいまいとも、慎重ながらも楽観視しているようにもとれるものだった。

ジェファーソンはケガと回復具合について「毎日様子を見ていく。今この瞬間に、いつから、みたいなものを決めることはできない」とコメントしている。

「(トレーニングスタッフが)俺と一緒に、本当にすごい仕事をやってくれている。確実に、調子は良くなっているよ。自分に必要な仕事やリハビリ、治療を完了できるようにしてくれている」

ハムストリングの負傷が非常にデリケートなものであることはよく知られており、通常は慎重さと忍耐を必要とする。ジェファーソンはこれまでにその双方を発揮。幸運なことに、バイキングスはジェファーソンなしでも勝つ方法を見つけだし、5勝4敗で日曜日に実施されるニューオーリンズ・セインツ戦を迎える。あまり復帰を急いでいないというジェファーソンだが、バイキングスはすでにジェファーソンの復帰に向けた21日間の練習期間を開始しており、実際に戦いの場に戻るまで、ジェファーソンの状況はこれからも話題になるだろう。

ジェファーソンはハムストリングの強化に取り組んでおり、自分の体がどう反応するにも注意を払っている。これまでのところは順調だが、だからといってすぐに復帰するわけではない(ヘッドコーチのケビン・オコンネルは今週、ジェファーソンが日曜日にプレーする見通しはないと語っている)。

ジェファーソンは木曜日、報道陣に「自分がどう感じているか、ハムストリングがどれほど強くなっているかが大事。ハムストリングのケガは長引くから、難しいんだ」と話し、こう続けている。

「適切な治療をしないと、ときどきぶり返す。みんなやこのビルにいるコーチングスタッフたちは、フィールドでの俺の価値を分かっているからね。彼らは100%の俺を必要としている。それは俺も同じで、80%や90%で戻って、また痛める可能性を残したくない。さっきも言ったように、毎日様子を見ていくし、そのときが来れば、間違いなくフィールドに立つ準備ができてるってことだ」

これまでのところ、ルーキーのジョーダン・アディソンがジェファーソンの代わりとして際立った活躍をしており、過去5試合でキャッチ28回、349ヤード、タッチダウン5回をマークしている。とは言え、バイキングスがアディソンをドラフトで指名したのは、パスゲームにおける筆頭の選択肢という役割ではなく、ジェファーソンの強力な補佐という役割を見込んでのことだ。

そう遠くないうちに、この2人が再タッグを組むことに期待したい。クオーターバック(QB)カーク・カズンズがアキレス腱の負傷でシーズンを終えた今、このコンビが実現すれば、センターの後ろに立つのが誰であれ(今週はジョシュア・ドブス)、大いに助けになるだろう。

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